淋しさを漂 わせることなく、RagnaRock の真髄といえるアッパーなライブを最後に披露したのは見事。演 奏を終えた 4 人に向けて、客席から大きな歓声と温かい拍手が湧き起こったことが印象的だっ た。
Noble rebel のライブは「MASQUERADE」からスタート。マスクを被り、鮮やかなドレスを 身に纏ったメンバーの姿と翳りを帯びたサウンドの取り合わせが生むインパクトの強さは絶大 で、場内は瞬く間に Noble rebel の世界に染まった。
その後は、しっとりとした歌中と激しいサ ビ・パートの対比を活かした「事情~forbidden love~」やアッパーな「True Feelings」、力強く 疾走する「約束~reviving memories~」などをプレイ。ライブが進むに連れてボルテージをあげ ていき、激しくパフォームするステージは魅力に富んでいた。ショートライブで“静と動”をしっかり表現する辺りはさすがの一言で、強く惹き込まれずにいられなかった。
Noble rebel のライブに続いて、FUN RUMOR STORY の Takey(vo)と Mami(b)、 Noble rebel の Nachi(vo)と Mayu(g)、 RagnaRock の MaNa(dr)がステージに登場。1 日限定のスペシャ ル・セッション・バンドとして、X JAPAN の「Rusty Nail」と WANIMA の「やってみよう」を 聴かせてくれた。
豪華な顔合わせに加えて、笑顔で演奏するメンバーの姿やセッションバンドとは思えないスクエアなサウンドなどに客席からは歓声があがり、場内は大いに沸いた。こう いうコラボレートが見れることも『UNiON STAR’S』の楽しみのひとつなので、ぜひ今後も継 続してほしいと思う。
