2018.08.10 公開
日本最大の野外音楽フェスイベント「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018」の2日目に、あの松任谷由実が登場。初のフェス参戦でヒット曲の数々を披露し、GRASS STAGEを彼女ならではの世界観に染め上げた。
数々の名曲、そしてミリオンセラーアルバムを何枚も輩出した松任谷由実が、初めてフェスに出演するとあって、他のアーティストのMCでも、あちこちでユーミンの話で盛り上がるほど話題が沸騰。そしてついにその時がやってきた。カウボーイハットにダンガリーシャツを羽織り、なんとホットパンツで惜しげもなく美脚を披露しての登場に、会場からは大きなどよめきが。
松任谷由実(©ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018) 画像 2/4
1曲目『Sign of the Time』を歌い終えると「こんにちは、清水ミチコです」と笑わせつつ、自身のステージに集まってくれた感謝を丁寧に告げるユーミン。「知っててくれる曲、いろいろあると思います。一緒に歌ってください」と挨拶した。続く『Hello, my friend』では、メインステージ上のモニターにリゾート地の映像が映し出され、曲の雰囲気を爽やかに演出。この日は記録的な猛暑日となったが、夕暮れにさしかかったタイミングで、ユーミンの歌が涼風を運んできたかのようだった。
『守ってあげたい』では、笑顔で手を振りながら、広いステージの隅々まで足を運び、観客たちもそれに応えて手を振り返すコミュニケーションズが繰り広げられた。『やさしさに包まれたなら』のラストでは会場中から自然に拍手が沸き上り、彼女に対する観客のリスペクトが伝わってくる。
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