2018.07.25 公開
Tetsuが刻むビートに合わせてフロアも手拍子を打ち、一緒になってテンションを上げていく。体の奥から熱くなっていく感覚は気のせいではなく、ここでkyoがついに革ジャンを脱いだ。「俺たちはもう1曲目から、この辺が熱くて熱くてたまんねーんだよ。
知らなかったら教えてあげるからさ、D’ERLANGERにさ、抱かれてみろよ!恥ずかしがらずにでかい声出してみようか」。
kyoのセクシーなMCと、その後の投げキッスに悩殺されたまま「CRAZY4YOU」を大合唱。広がる快感。ここでしか味わえない恍惚感を、メンバーとオーディエンスとで共有する。この瞬間に小難しい言葉は不要で“うっとりするほどカッコいい”ただただこの一言に尽きる。
そして抑え気味なkyoのヴォーカルと、ミディアムでありながら熱情的なサウンドが心を掻き立ててくる「Everlasting Rose」、ダークな「Harlem Queen Complex」から、オーラスは「Harlem Queen Romance」。kyoのシャウトと熱のこもったバンドプレイで場内を圧倒し本編を終了した。
鳴り止まぬ拍手とアンコールに導かれ、ツアーTシャツ姿で再びステージに登場したメンバーは、「MY BLOODY BURROUGHS POEM」「Love me to DEATH」とハードなナンバーを畳み掛け、ラストは「沈む」。エンディングに向かってどんどん熱量が高まっていくヘヴィーチューンに、ステージは最高潮を迎えた。
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