今年12月14日のデビュー満5周年に向けて様々な活動を行っている大原櫻子。2年振りの3rdアルバム「Enjoy」が6月27日に発売となり、その翌日28日からスタートした全国ツアー「大原櫻子 5th TOUR 2018~Enjoy?~」(全国9か所9公演・総動員数20,000人)がグランキューブ大阪メインホール公演をもって大盛況の内にFINALを迎えた。
今回のツアーはアルバム「Enjoy」を引っ提げた内容で、ツアータイトルには「Enjoy?」と“?”が追加され、「みんな(ライブを)楽しんでる?」と言うメッセージが込められていると大原は語っていた。
その為、ステージセットも豪華な内容で、ドライブシアターを模したPOPなイメージ。ステージ上にはツアーの為に作成されたオールドアメリカンな車が実際に設置されており、更にツアータイトルデザインのポップなランプや2面スクリーンなど非常に凝った作りで、開演前のオールディーズのBGMと共に入場客の雰囲気を盛り上げていた。
ツアーFINALとなるグランキューブ大阪 メインホール公演は即完で、ツアーTシャツやタオル、ペンライトを装備した10代の男女を中心とした若い観客で溢れていた。その若い熱気に包まれる中、アルバムを象徴するナンバー「Joy & Joy」の歌唱からライブはスタート。
立て続けに「Jet Set Music!」、アッパーな掛け声で客を煽る「READY GO!」、夏の定番曲「真夏の太陽」の4曲でいきなりボルテージマックスでスタート。この後の最初のMCでは「大阪Enjoyしてますかー!!(冒頭の)セットリストが激し過ぎてイヤリングが外れました(笑)」とファンとのやり取りを暫し楽しむ。
その後、アルバム「Enjoy」に収録のリードナンバー「ツキアカリ」と「one」では新境地と言えるエレPOPな世界観で惹きつけ、バラードナンバー「Close to you」では伸びのある歌唱で聴き込ませる、様々なパフォーマンスが織り込まれたボリュームある前半となった。
