今回のステージは、 全5幕で構成されており、 各ブロックが映像で繋がれていくという流れだったが、 第1幕ではチェンの高音の伸びやかな歌唱が圧巻であった「Hey Mama!」や、 R&Bチックな大人っぽいダンス曲「Girl Problems」、 明るいメロディーのサビでは観客も手を大きく振って盛り上がった「Cherish」などが披露された。
サビのフレーズが中毒性のある「Horololo」を1曲目に幕を開けた第2幕では、 「Blooming Day」などで会場を魅了した。 ラフな衣装でもセクシーなメロディーと息の合ったダンスでファンの歓声も一際大きいものとなっていた。
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3人がサブステージから迫り上ってくる演出で始まった第3幕では、 美しいコーラスワークを響かせる“歌”を堪能させるブロックとして楽しませてくれた。 アンプラグドな「Diamond Crystal」で会場を優しく包み込むと、 切なくもあたたかな歌声が魅力的だった「Cry」へと繋げられ、 「Gentleman」では、 雲形のオブジェが会場に漂う中、 雲形のトロッコに乗り込んだ3人がオーディエンスに近い距離で、 より深くEXO-CBXの歌の世界へとエスコートしたのだった。
客席から照らされるペンライトの色に包まれながら、 歌詞に込められた情景を1つ1つ丁寧に歌い上げていった3人の歌声には、 改めて歌唱のスキルの高さを感じさせられた。
第4幕では、 「Off The Wall」や、 紫とピンクのライトと、 マイクスタンドを使ったセクシーな振り付けで観客を大人な世界へと誘った「Vroom Vroom」を披露。 サビではエンジンをかけるような手振りと「Vroom Vroom Vroom!」という掛け声でファンも熱く答えた。
最後を飾る第5幕では彼らの代表曲でもある「Ka-CHING!」が届けられると、 オーディエンスが一斉にサビの振りを真似て踊るという、 会場全体が一体となった景色を魅せてくれた。