「今日は、5年間を振り返りながら＜これからもみんなと一緒に歩んでいこう＞という約束のライブになればいいなと思っています！」と5周年の気持ちを語り、「Twinkle Days」、「笑顔のグラデーション」といった爽快な楽曲を披露した。

「I am」を歌い終わったchayが一旦ステージを降りると、バンドはジャズ調のセッションをはじめ、ステージにはシルクハットをかぶったパフォーマーが登場。パフォーマーが客席に香水を振り掛けると、会場に爽やかな甘い匂いが立ち込めてくる。こちらもchayこだわりの「嗅覚」の演出で、彼女がプロデュースしたオーデコロンの匂いで会場が包まれた。

chay（Photo by 渡邉一生）  画像 5/9

ステージ中央に設置されたびっくり箱の中からピンクのセットアップに身を包んだchayが登場。このステージでは「ハートクチュール」、「運命のアイラブユー」、「恋はスペシャル」といった、彼女の特色でもあるどこか懐かしいレトロサウンドのテイストが盛り込まれた楽曲を披露。短いMCをはさんで、しっとりとしたバラードの「それでしあわせ」を語りかけるように歌った。

続いてステージが暗転して会場には街の喧騒が鳴り出し、ステージ上に街灯とベンチが設置されると、トレンチコートに身を包んだchayがギターケースを持って登場。アコースティックギターを取り出し、路上ライブのような演出で弾き語りコーナーがスタートした。

chay（Photo by 渡邉一生）  画像 6/9

音楽活動をはじめた19才の自分への思いをうたった「nineteen」、chayが「みんなのことを思い浮かべながら書いた」という「You」を、自身のギターと声のみで披露した後、自ら「意外だった」と語る、今回のSNSでのファン投票で１位を獲得した楽曲「ずるいひと」をバンドと共に披露した。

本編の最終ブロックではアイスブルーのショートワンピースで登場。chayのファンキーなギターフレーズが光る「Don’t Let Me Down」、「真夏の惑星」、「DREAM SNIPER」とふたたびエネルギッシュな楽曲で一気にたたみかけ、最後は彼女の代表曲「あなたに恋をしてみました」を観客とともに歌い本編は幕引きとなった。