2018.07.15 公開
今月6日にメンバーの中尾翔太(享年22歳)が胃がんのため亡くなった、ダンス&ボーカルユニットFANTASTICSが14日、千葉・幕張海浜公園で行われた野外音楽イベント「DANCE EARTH FESTIVAL 2018」に出演した。8日に中尾の訃報を公表後、初のステージとなったMCで、EXILEも兼任する世界、佐藤大樹のリーダー2人が亡きメンバーへの思いを語ると、それまで快晴だった空から、まるで中尾の涙雨のような雨粒が舞い落ちた。
この日、オープニングアクトの2組目として猛暑のなか出演したFANTASTICSは、ファンの大歓声を受けながら登場。ダンスパフォーマンスの後、オリジナル曲「WAHT A WONDER」を披露すると、メンバー1人ずつの自己紹介へ。そして8人の自己紹介を終えると、佐藤が「僕たちにはもう1人、中尾翔太というメンバーがいます」と切り出した。
続けて「6日に翔太は天国に逝ってしまいました。でも僕ら残された8人は、ここでくよくよしている姿を翔太に見せたくないですし、翔太もそんな僕らを絶対に見たくないと思う」と、志半ばでこの世を去った仲間の思いをくみ、「僕たちは引き続き9人で初めてFANTASTICSなので、輝き続けられるようにメンバー一体となって頑張っていきたい」と”9人体制”での活躍を宣言した。
1ページ(全3ページ中)