2018.07.10 公開
出演者全員での挨拶の後、1人残ったAKIHIDEは再び絵本を取り出し、「最後に1つ歌を送らせていただきたいと思います。」と告げ、物語のラストに登場する「おやすみの歌」を大切に読み上げ、晴れやかな笑顔を咲かせながらステージを後にした。
ニューアルバムに添えられた絵本は、棄てられた遊園地にひとり残されたお化けロボットのフィーリーが、“大切な想い出と新しい自分に出会う物語”だ。今日のライブも同様に、ある人は郷愁を、ある人はまだ見ぬ明日への希望を、彼らの素晴らしい演奏によってそれぞれの胸に宿らせたことだろう。
そしてこの感動をタネに、AKIHIDEはまた次の作品の花を咲かせてくれるに違いない。
音、コトバ、絵、歌声……自身の持つ様々なクリエイト能力をさらに磨き上げ、「ジャンル=AKIHIDE」とも言うべきブルーオーシャンな道をこれからも意欲的に切り開いていって欲しい。
AKIHIDE(Photo by 達川 範一 Being) 画像 4/4
Text:松原 由香里(From music freak magazine編集部)
「AKIHIDE MUSIC THEATER -Electric Wonderland-
2018.7.5@マイナビBLITZ赤坂 セットリスト
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