2018.07.10 公開
また2日後に控えた七夕にちなんで、会場に展示された「願いの樹」に願い事を書いて飾るというファン参加型の企画も行われた。
AKIHIDEを始めバンドメンバーや、絵本の主人公であるお化けロボットのフィーリーや、その大切な存在となるリスのアリスの願いも飾られるなど盛り沢山の内容で満喫させてもらった後は、いよいよお待ちかねのライブの幕開けだ。
定刻の19時になると突然暗転。
時計の秒針が刻一刻と時を刻む音が鳴り、まるで時空をタイムトリップするようなスペーシーなSEが場内を包み込む中、下手からバンドメンバーが姿を現した。少し間をおいてAKIHIDEが登場。ステージ中央に到着したところで、絵本冒頭の一節を朗読し始めた。
AKIHIDE(Photo by 達川 範一 Being) 画像 2/4
そして「ようこそ! Electric Wonderlandへ。」と言って放たれたオープニングナンバーは、CD同様「プラネタリウム」だ。エレクトリカルなアプローチでありながら、ライブでは一音一音にプレイヤーの息吹が感じられるような、よりヒューマンな演奏で魅了してくれた。
「音の魔法を操る素敵なミュージシャンと一緒に、その深く深くへと旅していきましょう。さあ不思議な時間の始まりです。」
そう静かな口調で語り、2曲目もニューウェーブの要素が強調されたナンバー「Wonderland」を披露。曲中で早くもメンバー紹介を挟み、ミュージシャンたちに敬意を払うといった、いかにもAKIHIDEらしい懇切さを窺わせた。
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