2018.07.02 公開
「次の曲で僕、山﨑悠稀が参加していた5人のM!LKは最後になります。み!るきーずとM!LKの絆はホントに凄いし……だから支え合って、これからもホールツアーとか武道館とか紅白の司会とかも絶対やってください。それは僕との約束です」
涙を振り切りながら宣言したラストソングは『王様の牛乳』のリード曲「約束」。
ファンやメンバー同士の絆を投影した思い出深い楽曲は、たとえ一人きりでも新しいドアを開くんだと決意を歌うナンバーで、そんな山﨑悠稀の背中を押すべく、涙に暮れるメンバーも“同じ空の下一人じゃない”と、少しずつ歌声に力を取り戻してゆく。
曲が終わると山﨑は4人に肩を押されて一人ステージの階段を下り、残った4人が眩いスポットライトに照らし出された。そこで顔を上げて前を見据える4人も、山﨑も、これからが新しいスタートなのだ。
今後新しいM!LKになっても、5人で過ごした日々は永遠に輝き続け、5人で交わした“約束”を支え続けてくれるだろう。その約束が叶う日まで、どれだけの時間がかかっても、きっと彼らは諦めはしないはずだ。
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