2018.06.27 公開
メインダンサー&バックボーカル・グループとして快進撃を続ける超特急が、6人組新体制として初のアリーナツアーに挑んだ。“Battlefield”の名にふさわしい、逃げも隠れも出来ない四角の360度ステージで躍動し、8号車(ファンの愛称)を熱狂させ続けた。
オーバーチュアが流れると6人のイメージカラーである6色のペンライトが灯り、幻想的な空間に早変わり。円柱状の巨大なビジョンが突如消え失せ、1曲目「超ネバギバDANCE」が鳴ると同時に、ステージ上に円陣を組んだ6人が出現。絶叫に似た歓声が沸き起こり、ライブの火蓋は切って落とされた。
リーダーのリョウガが「東京、いくぜ!」と勇ましく叫び、「超えてアバンチュール」へとなだれ込む。統率の取れたフォーメーションや切れ味鋭いダンス、凛々しい表情からは、1人になったボーカルのタカシを支えようとする固い意志が伝わって来る。
続いて、近年はライブ演出を手掛けるユーキが、男らしく「甘い1日を過ごすんだろう?! 声出していこうぜ」と呼び掛けた。と同時に、各人がトロッコに乗り込みアリーナを練り歩き始めたのだから、ファンの熱狂は留まることを知らない。「OVER DRIVE」の曲間でカイは「メンバーに負けないように、声出していきましょう!」と声をかけ、さらに8号車との距離を縮めた。
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