2018.06.27 公開
新体制でアリーナツアーに初挑戦した超特急のライブを6月30日(土)WOWOWでオンエア!!

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 スイートでポップな「Pretty Girl」では優しく、クールで力強いアップチューン「No.1」ではパワフルに歌唱するなど、楽曲ごとに歌い分けるタカシのボーカルも本公演の大切な見(聴き)所だった。そしてそれは、曲調や歌詞に合わせてダンスの雰囲気を変えるダンサー陣の多彩なパフォーマンスと相まって、曲の魅力がより深くまで伝わるように思えた。

 ユースケがダンスの一部を考案した新曲「SAY NO」は、スピード感あるサウンドに乗せてダンサーが腕立て伏せをする場面も。かっこいいだけじゃなく、常に全力やユーモアを忘れないのも超特急らしさ。精一杯にパフォーマンスする6人に向けて、8号車も「超特急!」と叫び、惜しみなく声援を贈っていた。

 中盤のピュアで心温まる「Starlight」では、メンバーを乗せたまま円柱状のセットが高くせり上がり上下するなどして、8号車を驚かせた。各メンバーは、自身のイメージカラーに彩られた位置に立ち、心を込めたしなやかなダンスで魅了。
「Billion Beats」は、円柱ステージが8号車を象徴するピンク色に染まった。6人からの8号車への思いを込めた“愛の詩”を、全員で歌う光景は互いの絆を確かめ合っているかのように見えた。

 そこから一転し、怒涛のメドレーへと突入。これまでもほぼノンストップで歌い、踊ってきたはず…なんてタフなのかと驚嘆するほかない。
 キャッチーな「My Buddy」で、メンバーの笑顔に引っ張られるように8号車も満面の笑みを浮かべながら同じ振りを踊ってハッピーをシェア。かと思えば、「DJ Dominator」でタカシカイリョウガは体や歌声で大人の魅力を漂わせた。
続く、「Turn Up」のハードなビートに乗せ、タクヤユーキはアクロバティックなダンスを、ユースケは男っぽいパフォーマンスを披露。前向きなメッセージソング「Yell」をタカシが情感豊かに歌い上げるなど、超特急の多彩な表情をぎゅっと濃縮したメドレーとなった。
 
 驚愕なのは、メドレーをやり終えた直後に本公演最大級のチャレンジが待っていたことだ。「fanfare」でカラーガードと呼ばれるマーチングバンドなどで見られる大きな旗を使った大技に挑んだ。
開演前の囲み取材で、タクヤは「(8号車を)応援できると感じられるから、『fanfare』でカラーガードをやれてよかった」と述べていた。いつでもファンに寄り添い、励ましたいと思い続けている彼ららしい心のこもった挑戦なのだ。

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