「ついにこの日がやってきたぜ!さくらしめじの生まれた日、しめたんだ!」と雅功。
続けて「お前ら、元気かー!いいじゃねぇかよ、サイコーだよ」と彪我が言うと客席から笑いが起こる。
「いやいや、今日はこんな感じでライブをやっていくぞ。……こんな感じだぞ(笑)」と雅功。「ちなみに、今日初めてさくらしめじのライブに来たって人は?けっこういるね。“思ってたのとちょっと違う”? いつもとはたしかにちょっと違うんだ」と言う。たしかに、雅功は丸鋲のついたロックTにダボパン、耳にはイヤーカフがついている。彪我は、手に鋲打ちのリストバンド、ハードクラッシュのデニムにウォレットチェーンという出で立ち。しかし、ソールドアウトになったことに対して「今日はこんなに集まってくれてありがとな!」という彪我の確実に無理をしているロック口調でのMCに会場は大爆笑になっていた。
「今日は、はしゃぎに来たんだよな! 暴れに来たんだよな! もっと盛り上がれるよな?」と会場を煽って、「いーでぃーえむ」へ。いつもはライブのアクセントになっているロックナンバーが、 この日のサブタイトルである「イヤイヤ期」に合わせてメインへと昇格。彼らのロックな一面を垣間見ることになった。緑の照明に青のレーザーが会場を照らす、ふたりのギターの掛け合いに熱くなったところで、「もっとお前らの声聞かせてみろ」と「スタートダッシュ」へ続く。1日のはじまりを歌った元気な曲も今日は、違った雰囲気に感じる。
さくらしめじ(Photo by 埼玉 泰史) 画像 4/10
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「みんなイライラすることあるよな」というトークテーマで、ふたりが親から言われてイライラしたことを暴露。「みんなもたまってることがあると思うから、この曲で声出して、体を動かしてすっきりしようぜ」と「ねこの16ビート」を披露。おなじみの「猫の手ダンス」もいつもよりも激しく、「揺れろ~、渋谷!」という雅功の掛け声に応えるように客席からは大きく手が挙げられていた。 「ふうせんはなび」では、彪我のいつもと同じまっすぐに歌を伝えようとする姿勢とロックを聴いて育った雅功ならではのエモーショナルな動きが会場を熱く盛り上げていた。