2016.01.09 公開
1曲目の軽やかポップな「Love Motion」から、フロアにマイクを向けるとものすごいボリュームの掛け声が上がる。
「青空プロローグ」では、彼女のイメージカラーであるターコイズブルーのペンライトが揺れる中、ステージを広く使って跳ねたり腕を振ったり。
“もう少しね 近くに寄ってみれば?”という歌詞に合わせてフロアにより近づいて一人一人と目を合わせるように歌えば、オーディエンスの一体感もどんどん増していく。
“一緒にいたいだけだよ ああそれだけで楽しいよ”というフレーズは、彼女のライヴ空間になんて相応しいのだろうか。
「こんにちは、そして明けましておめでとうございます、リッピーニューイヤーだね♪年明け早々、みんなに会えるなんて嬉しいです」
と感激しつつ、クアトロ名物!?の柱でステージが見えづらい人を気遣ったり、目に付いたオーディエンスをいじったり、声援にうまいこと切り返したり。
本人も口にしていた通り、前回の公演ではなかなか緊張していたようだが、今回は楽しさのほうが勝っているらしい。
何回か噛みながらも(それも微笑ましい!)、「前回はみなさんに勇気づけてもらったけど、今回は私がみなさんを楽しませます!」と宣言して、頼もしくもある。
かと思うと、ジャジーな「永遠ほどじゃなくても」では真っ直ぐに恋心をぶつける“しっとりっぴー”な表情で惹きつけたり。
“私だけを見つめて”というフレーズにも、前回のライヴよりドキっとさせられてしまう。

関連タグ
【あなたにオススメ記事】