最初のMCの自己紹介では全員の素顔が垣間見えて客席を沸かせた。 中盤から後半にかけては、 ボーカルチーム・ヒップホップチーム・パフォーマンスチームに別れ、 それぞれがユニット曲を披露。 SEVENTEENは、 13人という人数を強みに魅せるフォーメーションがとても美しく、 それこそが彼らの大きな魅力なのだが、 ユニットとして、 それぞれの個性を更に深く堪能できるパフォーマンスでも楽しませてくれるのも、 彼らが人気を誇る理由であると実感する場面だった。
さすがの歌唱力で“言葉”を紡いでいく印象のボーカルチームは「Habit」「When I Grow Up」でドラマティックに客席を包み込み、 ヒップホップチームのパワーあふれるパフォーマンスの「Lean On Me -Japanese ver.-」「Fronting」はオーディエンスの熱を上昇させ、 パフォーマンスチームのトリッキーなダンスで届ける「Jam Jam」」「Swimming Fool」でオーディエンスはもっと彼らに釘付けとなった。
続くMCの場面では、 個性溢れるトークだけでなく、 今大注目のバブリーダンスをキレッキレの完コピで披露するなど客席を笑顔にする。 最高にクールでカッコ良くもあり、 なぜか身近な親近感を感じさせたりもする13人。 大きな振り幅を持つギャップがオーディエンスを虜にしているのだろう。
続けて、 「BOOMBOOM」「Adore U」などの多彩な楽曲で息の合ったステージを展開しつづけた。
本編ラストを、 「THANKS」で締めくくった彼らは、 アンコールで「Love Letter -Japanese ver.-」の甘い雰囲気を届け、 最後は「VERY NICE」でSEVENTEENの集大成とも言える最高のパフォーマンスを届けた。 そして、 この日はなんと、 CARAT(ファンの名称)たちが渇望していた日本デビューが決定したことが発表された!
