4月1 日、横浜アリーナにて「TOKYO GIRLS MUSIC FES. 2018(通称：TGM2018)」が開催されている。
東京ガールズコレクションがプロデュースする“都会のミュージックフェス”は
今回で３回目となり、豪華アーティストが共演する。
今や日本を代表するR&Bシンガーとして活躍中、清水翔太がArtist Liveのトップを飾り、登場。ライブは、 会場の空気を温めるように『Sorry Not Sorry』からスタート。ゆったり、おおらかに歌を投げかけ、清水翔太は場内に熱を沸かせ始めた。軽快にステップを踏み、歌う姿がとても眩しい。
優しさとクールな表情が交錯するようだ。サビで見せたメロウな歌声と暖かい心模様に、キュッと胸の疼きを覚えていた。『My Boo』、なんて愛おしさを覚える楽曲だろう。その歌声とステージングに、ハートは釘付けだ。
切々としたピアノの音色へ導かれるように、君を想う気持ちを告白するように、今にも壊れそうな歌声で清水翔太は『花束のかわりにメロディーを』を歌いかけた。まるで、痛い心模様を吐き出すようにも、その歌は胸に届いていた。彼の強い愛情が、大切な人を思う清水翔太の気持ちが、とても愛おしい。その優しさに、心震えずにいれなかった。
軽快に弾むリズムの上で、気持ちに暖かい日射しを注ぐように清水翔太は『feel good』を歌いかけた。身体がゆったりとリズムを刻み出す。彼の歌声や動きとシンクロするように、心が弾みだす。まさにfeel goodな気分だ!!
演奏は『thinkin bout you』へ。まったり、ゆったりとしたグルーヴの中、夢見心地な気分に包まれてゆく。この、不思議な暖かい微睡みに、何時しか心が惹かれていた。
『君が好き』が流れたとたん、会場中の空気が華やいだ。この歌を待っていた人たちも多かったのだろう。清水翔太に「君が好き」「ずっと側にいて」と歌われたとたん、胸のドキドキが大きく膨らみだした。暖かい眼差しや優しい歌声で清水翔太に告白され、冷静でいれるわけがない。彼の最大限な愛情の表現に、心はメロメロだ。その言葉、もっともっと届けて欲しい。もっともっと、その愛情で心を抱きしめたい。
最後に清水翔太は、『Good Life』をプレゼント。会場中に作りあげた愛あふれた空気を感じながら、この素敵な瞬間を忘れない思い出として胸に刻もうと、彼は軽快に歌いかけてきた。短い時間の中とはいえ、彼の愛しい心模様をどっぷりと感じれたのが嬉しかった。
( 取材/文：長澤智典/ 写真：安藤龍之介)
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