2018.03.18 公開
「俺とサクがまだ16歳か17歳ぐらいの時に、原宿のルイードっていうライブハウスでライブをやってて。そのライブを観たビクターのディレクターが、『俺のとこでCD出してみないか』って言ってくれて、Dragon Ashはデビューできました。天国にいるから、拍手してあげてください」と呼びかけるKjの言葉に、一面の拍手が広がる。「ロックの上では、音楽の上ではみんな平等! すべてを曝け出してください!」のシャウトととに、「A Hundred Emotions」の痺れるような轟音が会場を包み込んでいった。
7人が一度舞台を去った後、「1曲だけやらせてください!」とこの日の最後に披露した楽曲は、初期の蒼きマスターピース「陽はまたのぼりくりかえす」(1998年)だった。Kjの歌が、胸震わすアンサンブルが、満場のクラップ&シンガロングと共鳴しながら、フェスの終幕を美しく彩っていった。
(文: 高橋智樹)
Dragon Ash セットリスト:
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