10年前の4人は、自分たちの未来の姿をどんな風に想い描いていたのだろうか。HEROが10年後に見た仮初めな最期の景色は、場内を埋め尽くした人たちの熱狂の笑顔の花が咲く景色だった。これが、幕を閉じる景色になるのか。それとも、また10年後に集まり物語を描き出すのか。いや、もっと早い時期にJINの気まぐれから物語を再開するのか、今はまだ何もわからない…。
2017年12月22日(金)、HEROはZEPP TOKYOを舞台に「10th ANNIVERSARY ONEMAN TOUR 2017」のファイナル公演として「10年後に見た景色」と題した単独公演を行った。すでに発表になっていたように、この日のライブを持ってHEROは活動を停止する。その後の未来図は、メンバー自身もまだ見えていない。まずは、10年間の歩みの集大成を、この日のライブへすべて注ぎ込む。それが、HEROと一緒に歩み続けてきたヒロイン(ファン)たちへ恩返す一番のお土産になることを4人はわかっていた…。
素顔の心で「めっちゃ好き」と叫べるって最高じゃない。
開演前にスクリーンへ映し出されたHEROからのメッセージ。彼らは未来ではなく、「今」を生きようとしていた。「今」感じるすべてが、未来へ繋がる答えになることを知っている。だからこそ4人は、「今」を楽しもうとしていた。
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