『カントリーロード』の演奏が流れだすと同時に、場内中へ響いた叫び声。会場中のヒロインたちが両隣の人たちと腰を組み、「はいはいはいはい」と黄色い声を響かせピョンピョン跳ね続けていた。一つ一つのジャンプが、この地にHEROと一緒に刻む別れのジャンプとなるかのように…。終盤を彩ったのが、ハートフルな歌として心に響いた『「Life」』。「あとどれくらい笑えるかな~この「今」を精一杯「笑って」「泣いて」いたいな」。僕らの関係に涙なんかは似合わない。何時だってHEROと僕らは、笑顔に包まれた中、キラキラ輝く汗を心の握手にしてきた関係。頭を空っぽに、舞台上のメンバーへ向け笑顔で飛び跳ね続けることが、お互いが繋がりあっている証なんだもの。またこの笑顔と逢いたいな。
次、何時逢えるか!わかんないからこそ、今は精一杯はしゃぎ続けたい。
「最後一緒に歌ってくれるか、10年間ありがとう。自慢のバンドだったぜとみんなに言ってくれ、いいか」。最後の最後に届けたのが、『「ソプラノ」』だ。また明日会えないかな」「ごめん明日予定あるの」、何時も以上にその声の交わしあいがフロアー中へ高らかに響いていた。最後の最後まで、何時ものHEROらしく。でも、何時も以上にハートの熱いライブを、メンバーもヒロインたちもこの地に描いていた。会場中を熱く震わせたサビ歌の合唱。そう、僕らはこの瞬間、HEROになっていた。何時だって幸せを与えてくれるHEROという姿に、僕も私もなっていた。「世界で1番君に出会って良かった」の歌通り、本気でそう思える瞬間だった。最高に輝かせてくれてありがとう。
「本当に愛してる。ありがとう、バイバイ!」。その声を合図に、胸の涙腺を暴走させる人たちも。終りを惜しむように演奏を止めないメンバーたち。でも、これが最後とは限らない。あくまでもしばしの別れ。だから最後まで、お互いに笑顔で想いを交わしあっていた。それが一番僕らとHEROに似合うユニフォームだからこそ!!!!
会場が明るくなっても、誰も立ち去らない場内。明日のことはまだ誰もわからない。ただ、このHEROの記憶を、こうやって記録として残していけたのが嬉しい。次もこの物語を書き続けたいから、僕らは待ってるよ。今日のような笑顔と涙の日を…、いや、もう涙はいらないから、また笑顔で騒げる「今」を!!!!
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