「復活&35周年的なものなると思います」とのこと。「吉川の今の歌です」という言葉に続いて披露されたのは『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』エンディング曲であり、絶賛配信中の「The Last Letter」。深みのある歌声とバンドのエモーショナルな演奏が素晴らしかった。アリーナ内がブルーの照明で照らされていて、屋内なのに青空が広がっているかのようだった。
「オリンピックまでは歌っていくのが自分の務めだと思います」という言葉に続いてはポセイドン・ジャパンの応援歌として制作した「Over The Rainbow」。アンコール・ラストはツアーでは久しぶりとなるデビューシングル曲「モニカ」だった。現在とデビュー当時とが交錯していくような、みずみずしくも荒々しいステージを展開した。観客もコール&レスポンスで参加。
さらにセンター・ステージで歌う吉川のもとにEMMAと生形も加わって、熱狂の渦がどんどん大きくなっていく。集大成の締めくくりにふさわしい熱い熱いエンディングだ。最後はカカト落としでのフィニッシュ。ひとつの区切りをつけた特別な2日間となった。この白熱と感動のステージの模様はLIVE DVD&BD となって、5月にリリースされる予定なので、参加出来なかった人も追体験することが可能だ。1年間待つ上での必須アイテムにもなっていくだろう。1年後に笑顔の再会を」という吉川の最後の言葉も印象的だった。真新しい会場での集大成のステージは同時に、新たなる展開の予告でもあった。
【LIVE情報】
KIKKAWA KOJI LIVE 2018 “Live is Life”
-----------------------------------------------
2018年1月20日(土)
武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ
17:00 open / 18:00 start
2018年1月21日(日)
武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ
14:00 open / 15:00 start
