『2 MUCH』では、リズムに身体を預けるだけでは終わらない張り詰めた推進力が前へ前へと客席を押していく。ダンスのキレとフォーメーションの緻密さが噛み合い、観客の手拍子と声が一体となって加速していった。
終盤に投下された『エグレメクレ』は、爆音で突き抜ける一曲。低音が床を揺らし、会場中の拳が同じタイミングで上がる。ステージと客席が呼吸を合わせ、アリーナがひとつの塊になって跳ね上がるような熱狂が生まれた。
そしてラストの『OSHIBAI』。直前の熱をすっと引かせるように場内が静寂へ沈み、言葉が丁寧に届けられる。誰かになる必要はない。あなたはあなたでしかないから。今を生きている。ただがむしゃらに。過去を昇華して舞い上がる。最後の曲です。そう告げたあとに始まったパフォーマンスは、強さと優しさが交差する時間だった。ひとつひとつの声がまっすぐ胸に落ち、曲が終わった瞬間、割れんばかりの拍手が鳴り止まない。会場の熱狂は歓声だけではなく、余韻そのものになって広がっていった。
終演後には、アリーナで収録された新曲パフォーマンス映像がサプライズとして上映され、客席のざわめきは歓喜へと変わる。さらに新EPのリリースと、そのEPを携えた全国ワンマンツアーの開催が告知されると、場内の熱気はもう一度最高潮へ。期待と高揚が渦を巻くなか、公演は大きな余韻を残して幕を閉じた。
【セットリスト】
M1:WALTZ
M2:Mr. FORTUNE
M3:BLOODY LULLABY
M4:LATE SHOW
M5:OMAJINAI
M6:RONDO
M7:零零
M8:禁句
M9:SEAFOOD
M10:猟犬
M11:Mr. FORTUNE(MIC relay ver.)
M12:ギラり
M13:熾火
M14:SAIGI
M15:SHORYU
M16:JAPANESE PSYCHO(Guitar & Vocals by KEIGO)
M17:余白
M18:夜泣き(Piano by Ray)
M19:あっかんべ
M20:裏島
M21:SUGAR
M22:DEEP WAVE
M23:BOYFRIEND
M24:火炎
M25:2 MUCH
M26:エグレメクレ
M27:OSHIBAI








