2月28日から3月1日にかけて、TOYOTA ARENA TOKYOにてオルタナティブ歌謡舞踊集団・龍宮城のアリーナライブ『龍宮城 ARENA LIVE 2026 -SHIBAI-』が開催された。本稿では、2日目となる3月1日公演の模様をレポートする。
【写真】アリーナライブで圧巻のパフォーマンスをした龍宮城(9枚)
オープニングを飾ったのは『WALTZ』。メンバーが姿を現した瞬間、場内の空気が一斉に張り詰め、歓声が天井を突き抜ける。幻想的でありながらどこか危うさも漂う世界観が、1曲目から観客をステージへと引きずり込んでいった。余韻を断ち切るように響いた「さあ始めようか!」という力強い掛け声に続き、叩きつけるように始まったのは『Mr. FORTUNE』。先ほどまでの空気が一転し、熱量で押し切る歌唱とダンスが前のめりに迫る。会場は瞬く間に一体感を増していった。
龍宮城<龍宮城 ARENA LIVE 2026 -SHIBAI->(C)WWSチャンネル 画像 2/9
曲が終わるや否や、ステージを切り裂く爆発音と炎の演出。間髪入れずに『BLOODY LULLABY』へ突入すると、アップテンポな曲調に乗せた力強いシャウトが観客の心拍をさらに上げていく。鋭い視線、研ぎ澄まされた身体の使い方、そして音を蹴り飛ばすようなパフォーマンスが重なり、場内には緊張と高揚が同居する熱が立ち上った。
「龍宮城を愛するあなたのために歌います。勇気も安らぎも熱狂も、全て届けます」という宣言とともに始まった『LATE SHOW』は、先ほどまでの攻めの温度を保ちながらも、まっすぐに届けることへ焦点を合わせた一曲。メンバーがフロア前方へ歩み寄り、圧巻の歌とダンスで観客を真正面から受け止める。視線が交わるたびに歓声が膨らみ、アリーナの輪郭がいっそうくっきりしていくようだった。
龍宮城<龍宮城 ARENA LIVE 2026 -SHIBAI->(C)WWSチャンネル 画像 3/9
続いて始まったのはダンスパート。静寂と光の演出のなか、メンバーは息の合ったキレ味鋭い動きで空間を支配する。音が少ないからこそ際立つ呼吸や間合いが、次の展開を期待させる緊張感を生み出した。その流れのまま『OMAJINAI』へ。リズムに身を預けながらも細部まで揃った所作が印象的で、会場は自然と手拍子や歓声で応え、熱を途切れさせない。






