続く「Loved By You」では一転、夕焼け空を感じさせる、どこか切ない映像の中、声の揺れや息遣いが感情を雄弁に物語り、「愛されたい」と願いが、強く歌い上げないからこそ、より近く、よりリアルに感じられた。
映画『知らないカノジョ』の主題歌となった「I still」では、作品内で使用されていた黒いアコースティックギターを手にパフォーマンス。やさしい光に包まれたここまでの流れが、ぬくもりのある世界観を描き出していく。
衣装チェンジを経て再登場したmiletは、水を感じさせる装いでクールにステージへ戻ってきた。
「GREEN LIGHTS」では、うねるようなサウンドとグリーンのLEDが鼓動のように連動し、音の波に飲み込まれていくような感覚を生み出す。ラスト、miletの伸ばした手が光を掴んだその瞬間、会場の視線はさらにmiletへ注ぎ込まれた。
重厚なSEを経て披露されたのは、2025年12月にサプライズ配信された「Swamp」。
オンステージにはダンサーが登場。
milet史上初となるダンサーとの共演は、歌とコンテンポラリーなダンスが融合したパフォーマンスとなり、
miletの沼を全身で体現するような圧倒的な世界観を作り上げた。
続く「Waterproof」では、歌いながら身体を大きく使うパフォーマンスを展開。声の強度を保ったまま、しなやかに、時に跳ねるような動きを重ねていく姿は、表現が歌声だけにとどまらないことを雄弁に物語っていた。
「HELL CLUB」では、完全に盛り上げのフェーズへと突入。ロックなギターサウンドとダンサーの動きが絡み合い、観客のボルテージは一気に最高潮へと引き上げられる。
「checkmate」では、チェスボードを思わせるフォーメーションダンスが楽曲の緊張感をさらに高めた。


