2026.02.15 公開
オープニングを飾ったのは「航海前夜」。
この夜のステージが旅の始まりであることを告げるように、静かに、しかし確かな意志をもって歌い始める。
深海で光を探し、彷徨いながらも前へ進む——そんなイメージが、強く胸に残る幕開けとなった。
続く「Shed a light」では、白いフライングVをかき鳴らしながら、真正面を見据えるmiletの姿が印象的だ。
天井まで伸びるLEDに映し出される光の粒と楽曲が重なり、どこか温かく、やさしい夜をさまようような感覚に包まれていく。
「武道館、今日はよろしく」そんな一言を挟み、ギターをストラトキャスターに持ち替えて披露されたのは「Nobody knows」。
まだ誰も知らない私がはじまる——未来へ一歩踏み出す人の背中をそっと押すような、前向きなエネルギーに満ちた一曲だ。
未発表曲「海原」では、タイトルにふさわしいブルーのギターを手に、
〈さあ行こう夜明けを待たず遠く光の差す方へ〉というフレーズが、まるでこのライヴそのものを象徴するかのように響き渡る。
歌声に呼応するように揺れるLED映像が、ステージに奥行きを与えていった。
「Fly High」では、信じてみよう、一歩踏み出してみようという静かな決意が会場に広がる。
未来は保証されていなくても、それでも自分を信じる——その想いが、全身で伝わってくる。
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