芸能界への憧れを胸に静岡から上京し、数々の挫折を味わいながらも、自分の道を切り拓いてきたDJ TIARA。
DJ TIARAがWWSチャンネルのインタビューに応じ、リアルな生き方のストーリーを語った。
【写真】クールな豹柄ミニスカ&黒のトップスで見せるDJ TIARA(9枚)
誰の役にも立てていないと感じた過去、ゼロから海外へ飛び込み、名前を広げてきた行動力、そして絶対に諦めないという強い信念。その一つひとつの言葉には、挑戦する心と前に進む勇気が詰まっている。どんな世代の読者にも届く内容になっている。
DJ TIARA(C)WWSチャンネル 画像 2/9
DJ TIARA インタビュー:
Q:DJを始めたきっかけは何だったのでしょうか?
DJ TIARA:きっかけは2つあります。芸能界に憧れ18歳で静岡から東京に出てきて、お笑い芸人やご当地ヒーロー、グラドルなど、いろいろ挑戦しましたが、全く売れなかったんです。こんなにやる気があるのに、なぜ結果が出ないのだろうと悩んでいた時に出会ったのが音楽でした。歌もダンスもできなかったけれど、DJならできるかもしれないって。もうひとつは、人の役に立てる存在になりたいと思ったから。自分が誰の役にも立てていないと感じていたとき、ショーウインドウに映る自分を見て、ちっぽけだなと思ってしまって。DJで有名になれたら、誰かの力になれるかもしれない。その思いが背中を押しました。
Q:静岡から東京に出てきて、環境の変化は大きかったですか?
DJ TIARA:大きく変わりました。18歳で上京してから、途中で諦める選択肢はなかったし、ここまで来た以上、絶対に何か形にしないと親にも顔を向けられない。自分のやりたいことは、芸能の世界で表現者として活躍すること。そのために東京に来たという覚悟はずっと持っていました。
Q:そもそもDJに興味を持ったのはいつ頃ですか?
DJ TIARA:2015〜2016年頃ですね。EDMが注目され始めた時期で、アヴィーチーやカルヴィン・ハリス、ティエスト、アーミン・ヴァン・ビューレンの音楽が本当に好きでした。偶然、そのスーパースターたちに会う機会があったのですが、皆さんとても優しくて愛に溢れていて。「本物」ってこういう人たちなんだと感じました。その姿を見て、憧れになった部分はあります。
Q:DJとして名前を広げるために、どんなことをされてきましたか?
DJ TIARA:まずは業界を知ることから始めました。毎日クラブをはしごして、誰が統括しているのか、どんな仕組みで回っているのか、都内クラブの縮図が書けるくらい通い続けました。同時にDJスクールにも通いましたが、あえて誰かの弟子にはならず、フリーでやる道を選びました。世界を目指すなら、誰かの下については、その人を越えられない。世界に行きたかったので、フリーで活動することにしました。








