2025.12.30 公開
12月30日、年末恒例の音楽賞 『第67回 輝く! 日本レコード大賞』 (TBS系/17時30分~22時)の最終審査会が、東京・新国立劇場にて行われ、「僕らの口笛」が新人賞を受賞。秋元康プロデュース 昭和歌謡グループ SHOW-WA & MATSURIがパフォーマンスを行った。
メジャーデビューを果たし、昭和歌謡の魅力を現代に伝えてきた2組が合同名義でリリースしたシングル「僕らの口笛」。歌謡曲チャートでも上位に名を連ね、注目を集めてきた楽曲である。ステージには、白を基調に赤の燕尾服をまとったSHOW-WA、そして青の燕尾服に身を包んだMATSURIが登場し、SHOW-WA塩田将己の口笛によるアカペラから始まった。静寂の中に一音が響いた瞬間、会場の空気が一変する。平均年齢35歳、オトナの男性たちが紡ぐハーモニーは、爽やかでありながら深みを帯びたフォークソングとして広がっていった。歌唱後、司会の安住アナウンサーから感想を求められると、メンバーは「本当に緊張しました。こんな夢の舞台に立ててやりきれたと思います!」と率直な思いを語る場面も。さらに、SHOW-WAの寺田真二郎が日本レコード大賞最年長受賞者となることについて触れられると、「いくつになっても夢を追いかけられる姿を見せられたら嬉しいです。」と笑顔でコメントした。年齢を理由に挑戦を諦めがちな現代において、40代らしい大人の言葉として称賛されたのも頷ける。経験を重ねたからこそ生まれる表現が、会場と視聴者の心を静かに、そして確かに揺さぶった。
12月30日、17時30分から22時までの4時間半にわた り、TBS系にて東京・渋谷の新国立劇場より生放送 される同番組。
今年の司会者は俳優の川口春奈と、安住紳一郎TBS アナウンサーが抜擢。
川口はレコ大3年連続の司会、安住アナウンサーは14年連続 14回目の起用となる。





