LDH JAPAN所属のグローバルボーイズグループ・PSYCHIC FEVERが、2025年12月13日、タイ・バンコク最大級の音楽フェスティバル「Pepsi PMCU and NYLON THAILAND presents Siam Music Fest 2025」に出演した。
【写真】「Pepsi PMCU and NYLON THAILAND presents Siam Music Fest 2025」に出演したPSYCHIC FEVER(8枚)
本イベントは、バンコク中心部・サイアム・スクエア一帯を会場に開催される年末恒例の都市型音楽イベント。タイ国内外から多くの音楽ファンが集結し、街全体が音楽に包まれる一大イベントとして毎年大きな注目が集まっている。2025年は12月13日・14日の2日間にわたって開催され、10万人以上の観客がフェスティバルを楽しんだ。
デビュー当初からタイを拠点のひとつとして活動してきたPSYCHIC FEVERにとって、SIAM Music Festは歩みと成長を象徴する存在だ。2022年の初出演では、タイのアーティストとのコラボ楽曲を初披露し、現地での可能性に挑むステージとなった。それから4年、彼らは毎年このフェスに立ち続け、出演ステージは年を追うごとに規模を拡大。観客の反応や注目度も着実に高まり、PSYCHIC FEVERはタイの音楽シーンの中で存在感を強めてきた。
そして2025年、PSYCHIC FEVERはついにメインステージへ登場。初出演時の挑戦から積み重ねてきた経験と信頼が、この大舞台へとつながったことを強く印象づけた。4年連続出演は単なる継続ではなく、タイでの活動を地道に積み重ね、現地のファンやシーンと確かな関係性を築いてきた証だ。このフェスに立ち続けること自体が、彼らがタイにおける立ち位置を確立してきた軌跡であり、PSYCHIC FEVERの成長を物語っている。
PSYCHIC FEVERが登場したのは、フェスのメインステージであるBLOCK K STAGE。ステージ開始を告げるオープニング映像が流れ出すと、会場は待ちわびていた観客の大歓声に包まれる。1曲目に披露されたのは、タイでは初披露となる新曲「SWISH DAT」。和のテイストを感じさせるサウンドと、忍者を彷彿とさせる鋭い振り付けを織り交ぜたパフォーマンスで、会場の空気を一気に掌握した。続いて小波津志がタイ語で観客に呼びかけ、そのまま「Spark It Up」へ。メンバーの「HANDS UP!」「JUMP!」という煽りに応えるように観客が手を挙げ、会場は早くも一体感に包まれていく。
小波津志が「皆さん、お久しぶりです。PSYCHIC FEVERを知っている人はいますか?」とタイ語で語りかけると、割れんばかりの歓声が上がる。それに続いてメンバー一人ひとりがタイ語で自己紹介を行い、温かな拍手と声援が送られた。歓迎ムードに包まれる中、「What’s Happenin’」を披露し、ライブはさらに加速していく。
「Just Like Dat feat. JP THE WAVY」のイントロが流れ出した瞬間、待望のバイラルヒット曲を前に観客のボルテージは一気に上昇。JIMMYの「Everybody say PSYFE!」の呼びかけに、会場中から力強いPSYFEコールが響き渡る。楽曲が始まると、タイの観客も日本語詞を大合唱し、PSYCHIC FEVERと観客が完全に一体となった。
その勢いのまま「Tokyo Spiral」「Highlights」のメドレーへ突入。思わず飛び跳ねたくなるような楽曲と、観客のバウンスを煽るメンバーのパフォーマンスが重なり、会場は熱狂の渦に包まれた。








