次からの2曲は撮影可能曲。胸を揺さぶる優しいイントロの音色から、一変。楽曲が躍動するのを合図に、メンバーたちが挑発するような雄々しい声を高らかに響かせて『Mr.Runner』を歌いだした。一人一人がマイクを繋いで歌うたび、楽曲にいろんな感情の色が描き加えられる。強い意志を持って勝負を仕掛ける彼らの思いが、パワフルで攻撃的な歌声からビンビン伝わってきた。躍動するエレクトロなダンスビートに乗せ、7人は挑発していく。後半には、メンバーとRIVERzによる熱い声のやりとりも誕生。心を一つに興奮を高めていく姿が、そこには生まれていた。
Seven Deuce<Seven Deuce one-man LIVE 2025「Re:RAISE」>(C)WWSチャンネル 画像 7/31
ハートを鋭い言葉の刃で貫くように、メンバーのラップが突き刺さる。HIP HOP系のダンスナンバー『Bluffing』では、強烈なラップとファルセットを生かした歌声をミックスしながら、7人がワイルドな様でせまっていた。これまで以上にクールで攻撃的な姿を見せる彼らの姿が、それはそれは刺激的だった。
Seven Deuce<Seven Deuce one-man LIVE 2025「Re:RAISE」>(C)WWSチャンネル 画像 8/31
次に披露したのが、メンバーのJuniが「現役歌王JAPAN」という勝ち抜き番組の中でもカバー歌唱していたEXILEの『Ti Amo』。心地よいラテンのリズムの上で、Juniが甘い歌声で観客たちのハートを優しく落としていく。Juniの歌声へ誘われるようにKaitoが、続いてAKITOがステージに姿を現し、躍動したダンスで、Juniの歌へ甘い彩りを与えていた。曲の持つ世界に身も心も溶け合わせ、艶かしさの中へ切なさも忍ばせて歌うJuni。彼へ寄り添うように躍るKaitoとAKITOだが、ときにダンスバトルを仕掛けあうような、華麗さの中にも激しい様を見せて躍っていた姿も印象的だった。
Seven Deuce<Seven Deuce one-man LIVE 2025「Re:RAISE」>(C)WWSチャンネル 画像 9/31
ふたたび7人が集結。続く『アカペララップ』では、ラップ担当のKaitoとAKITOが、自分たちの生きざまを熱く語り、叫ぶようにラップを繰り出していた。
その流れを受け、それぞれに自分の気持ちを鼓舞するように、攻撃的でワイルドな歌声で7人は『Crow』を突きつけた。眠っていた野生の魂を奮い立てるような姿で、未来へと突き進む自分たちの生きざまを高らかに示しながら、彼らは思いを詰め込んだ強烈な言葉の数々を突きつけていった。挑発するようなその姿に刺激を受け、フロア中のRIVERzも熱く沸き立つ。そして…。








