心地よい緊張感を持ちながらも華やかさを抱いたダンサブルなHIP HOP TUNEの『Burning Rain』でも、7人は満員のRIVERz(ファン)のハートを射抜くように、低音を利かせた歌やラップを突きつける。抑揚した声で放つ言葉の数々が、気持ちを強く揺らす。逆境の中でも燃える闘志をぶつけるメンバーの思いと姿に、いつしか視線が釘付けになっていた。後半へ進むにつれ重く躍動していく曲の上で、7人はRIVERzたちを挑発し続けていた。

Seven Deuce＜Seven Deuce one-man LIVE 2025「Re:RAISE」＞(C)WWSチャンネル  画像 4/31

MCでは、親しみ覚える陽気な兄貴たちに変わるところがSeven Deuceらしい。その親しみやすさと、ライブで見せる姿とのギャップに落ちてしまうRIVERzの気持ちもわかる気がする。メンバーらが口にした「SELENE(白金高輪SELENE b2)を常夏に変えていきましょう」の言葉や、「ただいま」「お帰り」とRIVERzとやりとりを交わす姿からも、親しみ深い互いの関係性が見えてきた。「この日のために人生を賭け、更なる勝負を賭けていくために準備をしてきました。RIVERzのみんなと一緒に後悔のない日にしていきましょう」の言葉も嬉しい。

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この日の新衣装は、「ポーカーで勝負をするときの、おのおのの正装として作った」こと。新曲の『Re:RAISE』は、「勝利のためにレイズ(賭け金を増やす)し、勝負していく、今のメンバーの持つ強い決意を詰め込んだ曲として生まれた」ことも伝えていた。

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