今年8月より行ってきたゴールデンボンバー全国ツアー2025「喜矢武豊」が、12月7日有明アリーナ公演にてツアーファイナルを迎えた。
【写真】全国ツアー2025「喜矢武豊」が、12月7日有明アリーナ公演にてツアーファイナルを迎えたゴールデンボンバー(9枚)
オープニング映像では、架空の映画『ザ・ガチュピン』に登場する世界最強の恐竜ガチュピンを演じる喜矢武の姿が映し出される。演技を終えても、一度入り込むとその役からなかなか抜け出せない喜矢武の様子が描かれていた。「ワンマン不安」でライブスタート。MCでは映画『ザ・ゲスイドウズ』で喜矢武が演じたアフロ姿の話に。喜矢武は、アフロを地毛ではなくカツラにしてしまったことを心残りだと明かし「地毛をアフロにしたいと思います!」という謎の宣言を残し、そのまま「抱きしめてシュヴァルツ」へ。
そのあとのギターソロでは、喜矢武がまさかの下半身アフロ姿で登場。途中、鬼龍院も下半身アフロ姿になり、樽美酒がアフロ部分にシャンプーまでし始めるというカオスな展開に。樽美酒は、最近パチンコ店でアルバイトを始めたという話から、ノリノリでパチンコマイクパフォーマンスを披露して、会場を沸かせた。
続く「欲望の歌」で、アクション映画『スカジャン・カンフー』で主演を務めた喜矢武が「アクション俳優を目指す」と話し、ステージに登場したのは、くしゃみをするハクション俳優。ダジャレかと思わせてその後、一転して喜矢武がキレのある本格アクションを見せると、客席から大きな歓声が上がった。
企画動画や恒例の演劇パートを挟み、後半では某ダンス&ボーカルグループ風に扮して「今夜はトゥナイト」をパフォーマンス。「まさし」「かまってちょうだい///」の曲中にはトロッコに乗って客席を巡り、続く「†ザ・V系っぽい曲†」ではヘドバンで圧巻の一体感が生まれ、「リフォビア」で本編は締めくくられた。
アンコールが始まると、俳優モードが抜けない喜矢武の腕は緑に光り、身体がみるみるガチュピン化し、ついには巨大化して暴れ出してしまう。そこに歌広場が巨大ウーマンとして登場し、濃厚なキスでガチュピン化した喜矢武を鎮めることに成功した。しかし危険と判断された喜矢武は制圧され、星になってしまうというバッドエンドに――。かと思いきや、その後のネタバラシで「喜矢武はどんな役でも演じることができる」と明かされ、会場は一転してハッピームード。新曲「喜矢武豊」が流れるエンドロールでは、大きな羽を背負ったミュージカルスターのような喜矢武が再登場し、客席から大歓声が上がった。
鬼龍院は「今年、沢山ゴールデンボンバーを愛でてくれて、または気にかけてくれて、どっぷり愛してくれて、本当にありがとうございました」とMCで感謝の言葉を伝えた。そして「今年は忙しくて新曲が作れなかったよ」と話す鬼龍院が、サプライズで新曲「病名をつけてくれ」を披露。歌い終えると「しっかり作ってるじゃん」と他メンバーからツッコまれつつ、ツアーファイナルの1週間前に作詞したとのことで会場を驚かせた。ラストは「愛なんていらねいよ」を歌い上げ、全国ツアーは大盛況のうちに幕を閉じた。
来年の情報として、2026年ファンクラブツアーの開催、全国ツアー2025「喜矢武豊」のDVD化が決定したことも会場で発表された。詳細は後日告知される。
新曲「喜矢武豊」は12月8日(月)より各音楽配信サイトでの配信がスタートする。
また、今回のライブの模様は、ニコニコ生放送でアーカイブ映像として配信。チケット購入などの詳細は公式サイトで確認できる。さらに、アンコールの途中から終演まではYouTube Liveにて無料配信されている。








