ライブは中盤ではアコギ、ピアニカ、カホン、ベースのアコースティクコーナーへ。大きな会場でも音ではみんなと近くにいたいという思いから設けたという本コーナー。「これから歌う曲もめちゃめちゃ久しぶりに歌います。SNSとかスマホを見てて、今を生きることってできてますか?気づいたら過去とか未来のことばっか考えて、今日こうやってライブに来てるけど他のことに気を取られてな
い?学校とか家のこととか悩み事とか、全て家入レオが吹き飛ばします!」と観客に寄り添うような頼もしい言葉とともに「パパの時計」、そしてシングル「Mirror」のカップリングとしても収録されているBLUE ENCOUNT・田邊駿一氏提供の「ラブレター」をアコースティックで披露。会場の手拍子を浴び、お客さん1人1人の表情を感じ、時にバンドメンバーとお茶目なアレンジを挟みながらこの時間を楽しむよう微笑ましく歌う家入の姿が印象的で、ハートフルな空気が会場に充満した。
続いてバンドスタイルでドラマ主題歌の「君がくれた夏」「Silly」、2018年リリースアルバム「TIME」より「祈りのメロディ」とバラードを立て続いて披露。深い情感を漂わせながら一音一音を紡ぐよう届け、観客を家入と歌の世界に引き込んだかと思うと、「そしてこれから後半戦!盛り上がりたいよね!終わりたくないと思ってるだけじゃなくてさ、いろんな気持ちがあると思うけど、全部受け止めよう!あなたはあなたのままでいいんだよ!東京行けるよね!」と投げかけると、「Hello To The World」から始まり「Bless You」「Shine」「純情」とアップナンバーゾーンへ突入。言葉一つ一つを訴えかける力強い歌声と、強い眼差し。怒涛の気迫あふれるパフォーマンスに、会場の空気は一気に熱を帯びボルテージ最高潮のまま本編ラストとなる「Pain」を披露した。
拍手に答え迎えたアンコールで「ここで一つ発表があります!次のライブが決定しました!」とデビュー日2月15日(日)豊洲PITにてFC限定ライブを行うことを発表。家入レオ FANCLUB LIVE 2026 〜PIZZA 8 〜と題しこれまで出した8枚のアルバムから2曲づつセレクトして披露するという。嬉しい発表に続けて、「昨日はシングル「Mirror」のリリース日でした!私自身初めて男性とフィーチャリングをさせていただきまして。今日ファイナルじゃないですか?ということで…お呼びしてもいいでしょうか!?UNISON SQUARE GARDEN/TenTwentyギターヴォーカルの斎藤宏介さんです!」と、観客の驚きの歓声に包まれるなか斎藤宏介氏がサプライズで登場!「やっぱり家入さんの歌って特別だなってすごく感じました。かっこいいし、それを楽しみにライブを見に来てる皆さん含め全部がかっこいいなと思います。」と語る斎藤に、家入は「斎藤さんの番組で私の「空と青」という曲を一緒に歌って共演した時に、芯があるけど儚さも持ち合わせた声の方だなと思って、いつかご一緒したいなと思ってお誘いして」と客演した理由を語り、日本テレビ系水曜ドラマ「ESCAPE それは誘拐のはずだった」主題歌「Mirror feat.斎藤宏介」を2人で初パフォーマンス。家入初の男性アーティストとのコラボ曲となる本楽曲。暗闇の中でもがきながらも、一筋の希望の光を掴み取ろうとする切なる覚悟が込められた歌詞を、2人は繊細に語りかけるように歌い上げる。曲が終わると大きな拍手が巻き起こった。そして、最後にはデビュー曲「サブリナ」を披露。自らの弱さに向き合い、それでもそこに水を与え続ければ大輪の花を咲かすことができる。己の毒に向き合い、歌を紡ぎだしてきた家入レオの核心に迫るようなツアーは大盛況にて幕を閉じた。



