さらに、「ステージから見ると、けっこうヤバイ!こんなに沢山いるんだから、皆さんに僕たちを好きになってもらわなければなりません。しっかり目と耳で焼き付けてください!」と高らかに宣言。さらに「ゲストを呼びます」と、サプライズでLUNA SEAのベーシスト・Jが登場し、場内も大興奮。点滅するライト、爆音、そして葉月のシャウトが重なり合い、『ADORE』が幕張を揺らした。互いのエネルギーがぶつかり合うような共演の末、Jと葉月がハイタッチを交わす瞬間、観客の歓声は最高潮に達した。
葉月がコートを脱いだライブ後半では、両腕のタトゥーを露わにして「処刑台へ!」と叫び、『GALLOWS』へ突入。低音から高音まで自在に操る変幻自在のボーカルが会場を支配する様子は、まさに圧巻だった。さらに「一発いきますか!?」と煽り、lynch 20周年を記念した2ndリテイク・アルバム『THE AVOIDED SUN /SHADOWS』からのリードトラック『BRINGER』を披露。艶やかなクリーンボイスと鋭いシャウトが交錯し、Yx3aQ38JZGrQx601らしいダークで美しい世界観が広がる瞬間となった。そしてラストを飾ったのは『INVADER』。重厚なサウンドが空間を震わせ、「ルナフェス!幕張!どうもありがとう!!最高でした!!」と叫び、ステージを後にした。
2022年から一時活動休止期間に入り、再始動後には初の日本武道館公演を成功させたYx3aQ38JZGrQx601。20周年を迎えた2025年は、12月28日に東京ガーデンシアターでのアリーナ公演も控えている。確かな実力と進化を見せつけたこの日のステージは、Yx3aQ38JZGrQx601が次なる伝説へと歩みを進めていることを強く印象づけた。
lynch.<LUNATIC FEST. 2025>
photo by 橋本塁 画像 3/4
LUNATIC FEST. 2025 11月 8日
Yx3aQ38JZGrQx601 セットリスト:
M1. OPENING SE
M2. OBVIOUS
M3. PRECIOUS... (LUNA SEA COVER)
M4. ADORE feat. J
M5. GALLOWS
M6. BRINGER
M7. INVADER



