LUNA SEA主宰による史上最狂のロックフェス「10th Anniversary LUNATIC FEST. 2025」が、11日8日(土)9日(日)の2日間、千葉県・幕張メッセで開催された。

【写真】「成長して戻ってきた」胸熱ソングでシャウトしたMY FIRST STORY(4枚)

初日の中盤戦を盛り上げたのは、MY FIRST STORY。国内外の大型フェスを経験し、着々とキャリアを積み重ねてきたマイファス。メンバーのHiro（Vo.）、Teru（Gt.）、Nob（Ba.）、Kid’z（Dr.）がMOTHER STAGEに現れSEが響くと同時に、疾走感あふれる『メリーゴーランド』でライブがスタートした。高速ラップと重厚なサウンドが炸裂し、冒頭からオーディエンスのボルテージを一気に上昇。「楽しんでいますか！？」というHiroの叫びに応えるかのように、フロアからも大歓声が沸き起こった。続く『蜃気楼』では、「あなたたちと一緒に遊びに来ました！」と、さらにその勢いを加速させていく。

全編英語詞の『Boyfriend』、切なさが残る『東京ミッドナイト』など、12ヶ月連続リリースで話題を集めた楽曲を次々に披露。ステージ上から放たれるエネルギーが、オーディエンスの心をしっかりと掴んで離さなかった。

MY FIRST STORY＜LUNATIC FEST. 2025＞ photo by 橋本塁  画像 2/4

さらに今回は、ファンの間で名曲とささやかれ、今年ついにサブスクが解禁された『You’re already dead』もお披露目。重厚なサウンドと疾走感に、Hiroの力強いハイトーンが重なり、会場全体を熱く包み込んだ。

「成長するバンドと言われ、成長して戻ってきました！」その言葉どおり、Hiroは堂々としたパフォーマンスで観客を圧倒。2014年のアルバム『虚言NEUROSE』に収録されている人気曲『モノクロエフェクター』を力強く歌い上げ、「全力で楽しんで帰りましょうか！？」と笑顔で煽ると、会場の熱気は最高潮に達した。