そして、笑顔をテーマにした新曲「Smile」をライブ初披露し、会場の巨大なスクリーンにはEXILEメンバーの「笑顔」の写真と、今回のためにファンクラブ会員から募集した総勢約3000名の「笑顔」の写真が重なっていく。モザイクアートでSMILEという文字が浮かび上がり、その文字のSMがEXに変換されEXILEに変わる粋な演出を、会場の3万人が笑顔で見つめる。まさにTHE REASONの答えがそこにあった。歌い終えTAKAHIROは「僕らEXILEが長く活動する中で、こうやって皆さんと直接会って同じ空間で笑顔を交換できることが僕らの生き甲斐に繋がっています。これからもどうか素敵な笑顔を絶やさずに過ごしていただきたいなと思います。また最高の笑顔で楽しんでいきましょう!ありがとうございました!」とファンへエールと感謝を送った。
ソロでの復活を経てEXILEに合流したATSUSHIは、冒頭からラストまで笑顔で盛りあげた。情感たっぷりの歌声を響かせ、TAKAHIROとのかけあいで待ちわびていたファンを震わせた。「ジャンプ!」と観客を煽り、フロートから手を振って、完全復活をアピールした。
ライブ前の囲み取材で、AKIRAは「今日この日を迎えられて感無量。ファンの皆さんはもちろん、僕たち自身もこのメンバーでのこの景色を待ち望んでいました」と、しみじみ。そして「およそ20年もドームのステージに立ち続けられているってことは本当にすごいこと。自分たちで言うのもなんなんですけど、誇らしいことだなって思いました。そういったところも噛み締めながら(ドームツアーを)スタートできるのは本当に素晴らしいなと思いました。逆を言えば、(デビューしてから)約25年、僕らのライブに来てくださっているファンの方たちがすごい。感謝しかありません」
2026年、EXILEはデビュー25周年を迎える。
ATSUSHIは、「いろいろ形を変えていく中で、ファンの方も途中迷っちゃった人もいると思いますけど、やっぱり今この形でもう1回走り始めた今のEXILEを見ていただいて、感動的で楽しいライブを届けられるんだって、もちろん今までのEXILEもそうなんですけど、またみんなが集合してできることを証明したい。そして、来年につながるように。来年はまたスペシャルな企画を考えていますので、さらに盛り上げていければなという思いです」と、話した。
初日公演を終えAKIRAは「25年も続けていれば、浮き沈みもありますし、メンバー個々としてもグループとしても、良くも悪くも、完全も不完全も紆余曲折味わってきました。だからこそ今、シンプルな答えですが笑顔という事を大切にメッセージを発信しているのだと思います。今回のLIVEは、我々が存在する理由(REASON)、それは日頃の感謝を持ちながら笑顔を共有し、少しでも長くEXILEというエンターテインメントを通して、皆様に笑顔を届け続けていけたらという願いを込めた、我々の復活にふさわしいLIVEになっており、今後のEXILEの未来に向けた決意表明ともいえるLIVEになっているのではないかと思っております。」と改めて本ツアーについて語った。
ツアーはこの日を含めて全5公演で行われ、12月27・28日のバンテリンドームナゴヤでの2デイズでフィナーレを迎える。
EXILE THE SECONDのアリーナツアーは、2026年6月20日の静岡・エコパアリーナを皮切りに全5公演で行われる。






