その後もゴールデンボンバーらしい自由奔放なステージが続いた。『抱きしめてシュヴァルツ』では、鬼龍院の「PAさん次の曲、再生してください!」の声とともに楽曲が始まり、いつの間にかステージから消えていた喜矢武が巨大ほりにしを抱えて登場し、海宝丼を豪快に食べるパフォーマンスを披露。続いて樽美酒が巨大バイブを模したバイクになって、ふんどし姿で手を振りながら会場を爆走するというカオスぶりで客席を沸かせた。
ゴールデンボンバー<サントリー オールフリーpresents 氣志團万博2025 関東爆音パビリオン powered by Epson>(撮影:青木カズロー) 画像 3/8
「皆さん、早起きしてきて損したでしょう!?」と煽りつつ、鬼龍院は「変な曲ばかりやってますけど、RIP SLYMEさんくらいオシャレな曲があります!」と笑いを誘い、『Yeah!めっちゃストレス』へ。メンバー全員が手をつなぎ、輪になって踊り続ける姿は、コミカルでありながらどこか温かい雰囲気を漂わせていた。
後半戦の『首が痛い』では、キャッチーなリズムに合わせ、冠スポンサーであるサントリー オールフリーを手に取り、これ見よがしに飲み干す演出も忘れない。続く『かまってちょうだい///』では「下手下手〜!上手上手〜!」の掛け声が響き、会場をさらに一つにまとめ上げた。
そしてラスト。鬼龍院の「踊ってください!」の合図で始まった『女々しくて』は、もはや説明不要のキラーチューン。全力の歌と踊りでオーディエンスと笑顔を共有し、ライブは熱気の絶頂で幕を閉じた。
唯一無二のエンタメ性とバンドとしての情熱を全開にし、朝から集まったオーディエンスを笑いと興奮の渦へ巻き込んでいくゴールデンボンバーのステージ。音楽とコントが絶妙に交差する彼ららしい世界観に満ち、会場中が終始にぎやかな一体感に包まれていた。
【氣志團万博とは】







