大トリを飾るEXILE THE SECONDは、再び降り出した雨を吹き飛ばす勢いでパーティーチューンを連投。「ASOBO!」でSHOKICHIはライブエリアに出店しているキッチンカーまでもを煽っていく。「Choo Choo TRAIN」にはMAKIDAI、ALAN、THE JET BOY BANGERZがステージに姿を見せる。「24WORLD」ではTHE JET BOY BANGERZもボーカルに参加。「CLAP YOUR HANDS」が続き、会場が一体感に包まれると、「Going Crazy」にはダンスコンテストで優勝した2組もステージに上がり、タオルを回す。
パフォーマーであり、フェスのオーガナイザーを務め、故郷に錦を飾ったAKIRAは、会場に集まったすべての人に感謝を伝える。「磐田市の富士見町で育ち、夢を見て、今日この日まで25年間、凱旋や恩返しのタイミングはいくつかありました。求めるスケール、ビジョン、思いがありましたので、本当の意味で地域の方々が笑顔になってくれることはないか、模索していた時に五郎丸さんと出会い、意気投合してこの日までやってまいりました」と開催までの1年半を振り返る。「磐田市には世界的に有名な企業やスポーツ選手がいる、世界がふさわしい街です。僕も磐田という誇りを持って、引き続き世界で戦って、またみなさんにいろんな形で恩返しできるように頑張ってまいりますので、引き続き磐田をよろしくお願いします!磐田最高です!」とメッセージを送る。
最後のナンバー「RAY」ではAKIRAとともにフェスを準備してきた主催者の五郎丸が登場。「いろんな困難なこともありましたけども、さまざまな方々が協力してくださって、このイベントが成立しました。AKIRAさんが豪華なアーティストを連れてきていただいて、豪華な凱旋ライブになったんじゃないかなと思います。また形を変えて、イベントを、地域貢献というものをAKIRAさんとともにやっていければと思います。またこういう機会がありましたら、足を運んでいただければと思います。ありがとうございました!」と感謝の言葉を述べ、初開催となった『Iwata Seaside DREAM Fes 2025』は大成功のもと幕を下ろした。
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初日を終えて、AKIRAと五郎丸を直撃。初日の手応えと来年の展望を聞いた。
――初日を終えていかがでしたか?
五郎丸:みなさんが笑顔で帰っていらっしゃるのを見て嬉しかったです。もちろん修正するところはたくさんありますけど、そこは明日に向けて修正していきます。全体的にはすごくいいイベントだと思います。
AKIRA:僕らのことを知らない人たちも楽しんでいただける空間であったり、街の経済も含めていろんな企業の方々、スポーツ団体・飲食店その他、地元住民の皆様、各界の方々が垣根を越えてオールジャンルに集まり、前例に無い浜松シーサイドゴルフクラブというゴルフ場での開催にて、地域が長年築き上げてきた、音楽文化やスポーツ文化を1つに集結させ、相乗効果で一丸となって未来に向かって突き進んでいく。それを、五郎丸さんを筆頭に地元の皆さんが我々の思いに賛同し、手を組んで盛り上げてくださったからこそ、僕らの音楽もさらに引き立ったし、自分がEXILE TRIBEを引き連れてきた意味がありました。自分も夢を追ってきた中で出会った仲間たちとこうやって凱旋することができました。
自分たちにしかできない前例のない音楽イベントを開催し、大人たちはもちろん子どもたちの夢を叶え、憧れを抱く場所を創出するのと共に、本当の意味での我々の日本を元気にという思いが込められておりました。
「新しい風」が吹くシーサイドの贅沢な空間で、夢のような2日間をお届けでき、感慨深い地元貢献となりました。









