2025.11.12 公開
Little Glee Monster、11月8日(土)、9日(日)に幕張メッセイベントホールにて開催されたLittle Glee Monster Live 2025 Voiceのオフィシャルライブレポートが到着!

『Little Glee Monster Live 2025 Voice』(Photo by キセキミチコ)  画像 1/11

Little Glee Monsterのワンマンライブ『Little Glee Monster Live 2025 Voice』が11月8日-9日の2日間、千葉・幕張メッセイベントホールにて開催された。単独ライブとしては今年7月21日に終了した全国ツアー『Little Glee Monster Live Tour 2025 Ambitious』以来約4ヶ月ぶりとなり、幕張メッセイベントホールでのライブ自体はかれん、MAYU、アサヒで行った前体制ラストライブから約3年ぶり。ガオラー(Little Glee Monsterファンの総称)にとっても忘れられない思い出の地に、今度はミカ、結海、miyouを加えた6人で、11月8日&9日の2日間にわたり熱いステージを繰り広げた。11月9日の模様のライブレポートをお届けする。

【写真】ワンマンライブ『Little Glee Monster Live 2025 Voice』が11月8日-9日の2日間、千葉・幕張メッセイベントホールにて開催されたLittle Glee Monster(11枚)


会場が暗転すると、メンバーの歌声が客席の至るところから響き始める。そして、バンド演奏が鳴り響く中、アリーナ中央にスポットライトが当てられると、そこにはシックな装いのリトグリ6人の姿が。彼女たちはステージに向かって歩き出すと、そのまま「ECHO」からライブをスタートさせた。ブラスセクションにストリングス隊を加えた、通常よりもゴージャスなバンドメンバーとともに、6人は巧みなコーラスワークを交えながらパワフルな歌声を届けていく。

「WONDER LOVER」では、序盤はマイクスタンドの前に立ちダンスを抑えて歌に専念。途中、マイクを片手に息の合ったダンスを見せる場面もあったが、この日は普段よりも大人びた表現でこの曲をパフォーマンスしてみせた。以降もセクシーさをにじませた「Baby Baby」、躍動感の強いサウンドに瑞々しい歌声を乗せる「Join Us!」と新旧の人気ナンバーを連発。会場の一体感を作り上げるのに最適な「DIVA」では、6人がステージ後方の高台へと上がり、会場を見渡しながら温かな歌声を響かせる。

miyouの「星みたいに自由な形で、あなたらしく弾けてください」というメッセージから始まった英詞曲「Pop Like A Star」では、ゆったりとした大きなノリで会場を包み込んでいく。続く「Gravity」では落ち着いたトーンの演奏とともに、カラフルな6人の歌声が客席をリトグリ色に染め上げることに。そして、かれんの「まだまだ行けるか?」を合図に代表曲「好きだ。」に突入すると、ガオラーのクラップがさらなる一体感を作り上げ、ライブはこの日最初のクライマックスを迎えた。

ストリングスの美しい音色に導かれ始まった「青春フォトグラフ」では、カメラを手にした6人が2手に分かれて、2階スタンド席を巡回。観客のそばまで移動して、多くのガオラーたちとコミュニケーションを図るなど、最高のサプライズでオーディエンスを歓喜させた。

9曲立て続けに披露し終えたところで、この日最初のMCへ。MAYUが観客に着席を促すと「より繊細に歌声をお届けしたいと思います」と告げ、ステージ上の階段に腰掛けた6人はバラードナンバー「会いにゆく」を歌い始める。エモーショナルさと繊細さが混在するこの曲を、彼女たちは感情をたっぷり込めて届けていく。その一方で、「いつかこの涙が」では曲序盤をピアノとストリングスのみをバックに、切ない歌声で楽曲を色付け。心地よいコーラスワークと情熱的なボーカルで観客の目や耳を釘付けにすし、聴き手の背中を優しく支えてくれるような歌が印象的な「きっと大丈夫」で、バラードロックを締め括った。

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