2025.11.10 公開
【ライブレポート】INI、強烈なビートで会場を染め上げる!<テレビ朝日ドリームフェスティバル2025>

INI<テレビ朝日ドリームフェスティバル2025>©︎テレビ朝日ドリームフェスティバル2025 / Photo by 岸田哲平  画像 1/8

11月1日から3日まで、千葉・幕張メッセにてテレビ朝日主催の音楽ライブイベント「テレビ朝日ドリームフェスティバル2025」が開催された。
3日目となる11月3日にINIが出演した。この記事では、同イベントのライブレポートをお届けする。

【写真】強烈なビートで会場を染め上げたINI(8枚)


『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』を通じて結成、11人組グローバルボーイズグループのINI。凄まじい歓声が上がり続ける場内。メンバーの登場とともに、その声はひと際大きくなる。INIのライブは、『Rocketeer』を通してビリビリとしたダンスパフォーマンスを見せた姿からスタート。メンバーらの力強く攻めたラップと歌声に、場内中の人たちも声をかけあいながら、一緒に熱情した景色を作りだす。とてもスリリングな始まりだ。彼らはこの場に心地よい緊張感も作りながら、凛々しく、ときに激しく攻め続ける。躍動したダンスパフォーマンスを見せる彼らの姿に向けて飛び交う熱いコール。観客たちの求める思いを、攻撃的な姿で受け止めるメンバーらが、そこにいた。

【ライブレポート】INI、強烈なビートで会場を染め上げる!<テレビ朝日ドリームフェスティバル2025>INI<テレビ朝日ドリームフェスティバル2025>©︎テレビ朝日ドリームフェスティバル2025 / Photo by 岸田哲平  画像 2/8

続く『MORE』でもINIは、オラオラと煽るような声をぶつければ、凛々しい歌声を突き刺し、観客たちの騒ぎたい感情を刺激していった。サビでは、メンバーらの歌に観客たちが熱い声をかけあう。ステージの上をつねに激しく動きながら、彼らはずっと熱く攻撃的なエナジーを放ち、観客たちを挑発し続けていった。

クールなラップを次々とリレーしながら、INIは『DROP』を通して、この場に自分たちだからこそ作り上げられる極上の宴の様を描きだす。ときに身体を激しく揺らし、ときにエモーショナルな歌声も折り重ね、彼らは止まることなく、ずっと観客たちのハートにズドーンと熱い衝撃を打ち続けていった。

この日が、デビュー4周年目の日。次に披露したのが、デビュー曲の『KILLING PART』。これまでの力強く攻めた姿とは異なり、この曲では甘くメロウな歌声の表情でせまってきた。とてもハートフルな、まるで一人一人の側に寄り添いながら口説くように歌う姿で、彼らは甘い声も届けてくれた。その歌に、きっと大勢の人たちが頬を赤らめ、酔いしれていたに違いない。

さらに華やかでアッパーな演奏に乗せて、彼らは『10 THINGS』を通してせまりだす。甘い歌声とクールなラップを巧みに組み込み、彼らはエモーショナルな香りをたっぷりと振りまきながら、観客たちのハートを刺激していった。彼らのコーラスワークも心を優しく潤していた。

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