2025.11.09 公開
【ライブレポート】マルシィ、エモーショナルなパフォーマンスで会場圧倒!<テレビ朝日ドリームフェスティバル2025>

マルシィ<テレビ朝日ドリームフェスティバル2025>©︎テレビ朝日ドリームフェスティバル2025 / Photo by 岸田哲平  画像 1/7

11月1日から3日まで、千葉・幕張メッセにてテレビ朝日主催の音楽ライブイベント「テレビ朝日ドリームフェスティバル2025」が開催された。
2日目となる11月2日にマルシィが出演した。この記事では、同イベントのライブレポートをお届けする。

【写真】エモーショナルなパフォーマンスで会場圧倒したマルシィ(7枚)


スリーピースロックバンドのマルシィが登場。メンバーが姿を現したのに合わせて上がった歓声と熱い手拍子。マルシィのライブは、この場を晴れ渡る景色に染め上げる爽やかな『アイラブ』から始まった。「君だけに歌うから側にいて」と歌う声に触れ、胸がキュッとしめつけられる気分だ。吉田右京は、目の前にいる大勢の人たちの、でも、一人一人の心に想いを届けるように歌っていた。その声や演奏のラブレターに触れ、心がずっと騒いでいた。

【ライブレポート】マルシィ、エモーショナルなパフォーマンスで会場圧倒!<テレビ朝日ドリームフェスティバル2025>マルシィ<テレビ朝日ドリームフェスティバル2025>©︎テレビ朝日ドリームフェスティバル2025 / Photo by 岸田哲平  画像 2/7

なんてロマンチックな、しかも胸に青春の香りを覚える曲たちだろう。吉田右京が「愛してるだけじゃ足りないもっと」と『君中心に揺れる世界は』を歌う優しい声に触れるたび、胸がドキドキしてゆく。マルシィのどの歌にも、側で歌いかけるような優しさと愛情を覚える。その想いをつかみたくて、大勢の人たちが手を振り上げていた。

ミドルメロウな楽曲では、少しアンニュイな表情も見せながら。でもサビでは、吉田右京が力強く感情をぶつけるように歌っていた。ときに語るように想いを伝える。そんな彼の想いを支える2人の演奏陣。どんどんエモーショナルさを増してゆく歌声と演奏に触れながら、彼らに深く深く想いを寄り添っていく人たちが、ここには大勢いた。

「みんながマルシィを忘れずに帰れるように、いいライブをしていきます」の声も嬉しい。次に披露したのが、新曲の『隣で』。心地よいそよ風のような優しい演奏の上で、吉田右京は、言葉のひと言ひと言を大切に、一つ一つの言葉に想いを深く込めて歌っていた。一つの恋の物語を語るように。自分が主人公になって、愛しい人へ想いを告白するように歌うその言葉が、胸の中にいろんな景色を色鮮やかに映しだしていた。「僕の答えは君だよ」や「愛してるよ」の言葉が、胸にグッと響いた。だからずっと、疼いた心がその歌声を追いかけていた。

シャキシャキっとした軽快なギターの音がビートに乗って流れだした。フロア中からあふれだした熱い手拍子。『ミックス』に乗せて吉田右京が「偽りのない大好きを 溢れるほどの想いを届けたいよ」「四六時中 君に夢中 隣にいよう」と熱くエモーショナルに歌う声に触れ、気持ちがカラフルに染まりだす。大勢の人たちが振り上げた手を大きく揺らしながら、マルシィの演奏に心地よく身を寄せていた。いや、彼らの甘い誘いへ夢中になりたくて、大きく手を伸ばしていた。

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