2025.11.02 公開
22/7(ナナブンノニジュウニ) 新メンバーオーディション 窮地に立たされた候補生たち

22/7©22/7 PROJECT  画像 1/11

ミモザチームは、ゆら(東京都出身、中間成績3位)、みれい(東京都出身、同8位)、りお(東京都出身、同12位)、みや(大阪府出身、中間発表不参加)の4人で構成。まず合宿1日目の歌唱レッスンで、りおが苦戦する様子をみせる。彼女は東京でのレッスンでも歌に苦しみ涙を流していた。講師が「最初から(声が)出ないと思っちゃダメ。ちゃんと出るから」と心理面のアドバイスを送るが、りおはまだ納得いかない表情のままだった。

続く演技レッスンでは、「オーディションにかける想いを綴った台本を自分で作成し、キャラクターとなって独白の演技をする」という課題に挑む。りおがネガティブな心情を綴り、みやがコテコテ関西弁のコミカルな演技をする一方、講師から指摘を受けたのはみれいだった。「シリアスになりきれていない」という指摘に対し、みれい本人も、笑顔で解決ではなくつらい気持ちともっと向き合おうと決意を新たにする。

1日目最後のレッスンはダンス。課題曲は、パワフルな振り付けが特徴の『理解者』(22/7、3rdシングル)。ダンス経験者のゆらとりおがハイレベルなパフォーマンスを見せる中、みやは明らかに振りを覚えられていなかった。講師からも「練習しなアカンで!」と厳しい声が飛ぶ。実はみやは合宿前にコロナウイルスに感染して発熱し、ほとんど練習ができていなかった。とはいえ、「寝ながらでも(振りの映像を)見ておくべきだった」と唇を噛んだ。

それぞれに課題が生まれる中、チームを引っ張る立場のゆらも「どうしたらいいか分かんない」と複雑な心境を抱えていた。「チーム感を大事にするなら『私を!』ってしないほうがいいのかな。でも、私が大人しくなってみんながそれに合わせるのも違うと思うから。(私がみんなを)引っ張り上げて、全員でフルパワーでやるのが一番の理想」と語り、みやとみれいの底力や魅力を引き出したいと意気込む。休憩時間や自主練では、マンツーマンでみやに振りを教えるゆらの姿があった。

■ダンスレッスンで容赦ない指導「練習したに入らへんな!」

夜が明けて合宿2日目の朝。スタジオではミモザチームの4人が自主練習に励んでいる。しかし、決して和やかな雰囲気ではなかった。みやはまだ振りを覚えられず、スマートフォンで映像を見ながら恐る恐る踊っている状況。りおは「今日のダンスレッスンで磨きをかけないと間に合わない」と危機感をあらわにした。

この日のレッスンは演技からスタート。前日「シリアスになりきれていない」と指摘を受けたみれいが、見違えるような迫真の演技を見せる。講師からの「今までで一番よかった」という言葉を受け、みれいの顔から笑みがこぼれた。

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