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続く曲は最新曲「My Body」。先ほどまでのアグレッシブな質感から一転、
メロウでゆったりとしたビートに乗せて、柔らかな声色で世界観を描く。
一方で、ダンスのキレはそのままに、
抑揚のある所作と視線の運びで楽曲の空気を丁寧に立ち上げ、
ステージと客席の距離をぐっと縮めてみせた。

中盤で披露されたのは「Blue Jeans」。
切ない恋心を描くナンバーの前奏が流れると、
フロアからは思わず漏れる驚きの声と歓声。
言葉の端々をすくい上げる繊細なブレス、
フレーズ末尾の余韻まで神経の行き届いたボーカルで、
会場のざわめきは静かな没入へと変わっていく。

HANA＜テレビ朝日ドリームフェスティバル2025＞©︎テレビ朝日ドリームフェスティバル2025 / Photo by 岸田哲平  画像 4/6

ラストを飾ったのは、メジャーデビューシングル「ROSE」。
この曲に込めたHANAのまっすぐな思いがステージいっぱいに広がり、
力強さとしなやかさを併せ持つ歌唱で会場を震わせる。
サビの頂点で放たれる伸びやかな一声に、
客席からは自然と大きな拍手と歓声が重なった。

エンディング、深く一礼するHANAに、フロアはスタンディングで応える。
余韻を残したまま、熱狂のステージは幕を下ろした。

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