MAN WITH A MISSIONが10月2日のロンドンを皮切りにスタートしたワールドツアー「MAN WITH A MISSION‘HOWLING ACROSS THE WORLD’UK/EU TOUR 2025」最終公演をオーストリアのウィーンで行った。
【写真】初上陸のオーストリア・ウィーンでヨーロッパツアー完走したMAN WITH A MISSION(4枚)
MAN WITH A MISSIONはコロナ禍以降3年連続で海外ツアーを敢行。11月にアジア6都市を巡るツアーも控える中、UK/EUツアーではイギリス、ドイツ、オランダ、フランス、チェコ、オーストリアのヨーロッパ6か国13公演を実施。オーストラリアのロックバンドHands Like Housesをサポートに迎え、2バンドは各地で熱いパフォーマンスを繰り広げた。
バンド結成15周年を迎えたMAN WITH A MISSIONにとって、キャリア初のオーストリア・ウィーン公演。世界中を駆け抜けてきた狼たちを直接目撃しようと待ち浴びていた現地のファンたちは場内を熱気に包み、序盤からハイボルテージ。今年3月にリリースされた最新作「XV e.p.」から「Vertigo」のイントロが鳴り響くと割れんばかりの大歓声が起こり、Jean-Ken Johnnyの「Jump up!」を合図に場内が大きく揺れる。続く「Dark Crow」では絶えずクラップが巻き起こり、終始大合唱。15周年を記念した新曲として発表された「REACHING FOR THE SKY」や海外ツアーでも披露されていた新曲「Against the Kings and Gods」はもちろん、バンドの海外での認知を高めることにつながったTVアニメ「七つの大罪」主題歌「Seven Deadly Sins」や「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ」主題歌「Raise your flag」なども惜しみなく披露。パフォーマンスの鉄板楽曲である「Get Off of My Way」、「FLY AGAIN」と畳みかけた後には、アンコールでHands Like Housesと同じくオーストラリアのバンドAC/DCのカヴァー楽曲である「Thunderstruck」を2組全メンバーでコラボレーション。それぞれがUK/EUツアーを通して、深く親交を深めたことが感じられるステージだった。その後、13公演の幕を飾ったのは『テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』OP主題歌として知られる「絆ノ奇跡」。今なお世界中で愛される楽曲は、ライブ会場でもひときわ盛り上がりをみせていた。
なお、MAN WITH A MISSIONは、11月16日の上海からMAN WITH A MISSION‘HOWLING ACROSS THE WORLD 2025’ASIA TOURをスタートさせる。




