2025.10.14 公開
MCのあとは、「春の嵐」。素直になれなかった主人公が登場する歌詞は、親交の深いシンガーソングライター土岐麻子によるもの。
生バンドで体現される都会的なシティポップサウンドは、とても軽やかできもちいい。
春の嵐が過ぎ去ったあとは、桜の季節の哀しい別れを歌った「桜雨」、「空」と続く。
どちらの曲も、石成正人(Gt)を中心としたバンド・コーラス・ストリングス総勢9名の演奏とJUJUのエモーショナルなボーカルで、心をぐっとつかまれるようなパフォーマンスだ。
「JUJUとしてライブを始めたのは2005年でした。人前が苦手でとにかく怖かったライブも、皆さんと出会えたことで大好きなものになりました。
次は、皆といるからこそ感じられるThe Waterゾーンです」と述べたあと、「やさしさで溢れるように」へ。
サビで大合唱するファンと、その声にマイクをゆだねるJUJU。ファンにとってもJUJUにとっても思い入れの深い曲で、大切な時間を共有しているように思えた。
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