2025.10.13 公開
桑田佳祐、豪華シークレットゲストが4組登場!!先達へのリスペクトに溢れた日本音楽史に残る奇跡の一夜TOKYO FM開局55周年×「桑田佳祐のやさしい夜遊び」放送30周年『九段下フォーク・フェスティバル’25』公演模様を11/3(月・祝)にTOKYO FM/JFN38局で放送決定

「九段下フォーク・フェスティバル’25」カメラマンクレジット:西槇太一  画像 1/8

TOKYO FM 開局55周年と同局で放送されている番組「桑田佳祐のやさしい夜遊び」の放送30周年を記念して、桑田発案によるスペシャル・イベント「九段下フォーク・フェスティバル’25」が、10月12日(日)に日本武道館で開催された!出演・桑田佳祐 他ゲストありとだけ発表されていた中で迎えた公演当日。いざその幕が開けると、とてつもなく豪華な面々が次から次に登場・・・!大興奮に包まれた九段下。日本音楽史に残る伝説の一夜を最速レポート!

【写真】豪華シークレットゲストが4組登場した「九段下フォーク・フェスティバル’25」(8枚)


今年3月に、サザンオールスターズとして10年ぶりのオリジナル・アルバム『THANK YOU SO MUCH』をリリースし、13箇所26公演の全国アリーナ&5大ドームツアー『LIVE TOUR 2025「THANK YOU SO MUCH!!」』を完走した桑田佳祐。デビューして47年を超えてもなお、止まることなく精力的に活動し続けているが、どんな活動でも真っ先に本人の言葉を聞くことのできる場所として、音楽ファンから長年愛聴されているのが、レギュラーラジオ番組「桑田佳祐のやさしい夜遊び」。1995年4月の放送開始以来、毎週土曜日23時からTOKYO FMはじめJFN38局ネットで放送中の本番組も、ついに大台に突入し、今年4月に放送30周年を迎えた。また、制作局であるTOKYO FMも今年4月に開局55周年を迎えたことを受けて、「番組と局が大きな節目を迎えるにあたり、何か特別なイベントをやりませんか?」と、TOKYO FMから桑田に提案。賛同した桑田佳祐が「九段下フォーク・フェスティバル’25」を企画発案し、一夜限りのスペシャル・イベントが、日本武道館で開催される運びとなった。

10月12日(日)。台風一過で心地よい秋風が吹き抜けた東京で、ひときわ多くの人が集まり、異様な熱気を放っていたのが、「九段下駅」からほど近い日本武道館。今年8月に、桑田佳祐のレギュラーラジオ番組で「九段下フォーク・フェスティバル’25」の開催が突如発表されると、9,000人のキャパシティに対して、たちまち数十倍の応募が殺到。The・秋の文化祭(ミュージック・フェス)と打ち出された本イベントは、洋邦問わずギター1本持ち寄れば気軽に誰でも楽しめるフォーク・ソング(大衆音楽)への愛とリスペクトが込められている。特に注目を集めていたのは、桑田佳祐に加えて他ゲストありと書かれていた一文だった。開演前から「もしかしたら?」という憶測が飛び交い、期待が熱気に変わり会場内は独特の緊張と興奮で包まれていた。

開演時刻になり、まずは唯一事前に発表されていた前座(=オープニングアクト)の田内洵也が紹介され呼び込まれた。田内は都内近郊のバーを拠点に流しとして研鑽を重ねてきたシンガーソングライターで、2017年にバーで田内と桑田佳祐が出会ったことをきっかけに、自身の楽曲「深川のアッコちゃん」を桑田が夏 螢介 a.k.a. KUWATA KEISUKE名義でプロデュース・編曲する流れになり、さらには本イベントの前座の大役を任せられたという、数奇な幸運を掴んだ男である。ギター一本で「深川のアッコちゃん」を弾き語りし、会場を惹き込んだ。当該曲はCDシングルとして11月19日(水)に発売されることも紹介時に発表されるなど、吹く風が止まらない!

前座も終わり、司会のTOKYO FMパーソナリティ・住吉美紀がナレーションで開演を宣言し、いよいよ桑田佳祐が登場!日本フォークソング史の立役者である吉田拓郎の「今日までそして明日から」を歌唱。続けて披露した「明日へのマーチ」で、アコギを背負って歌う桑田佳祐と共に、長年桑田の活動を支える豪華なミュージシャン陣が極上の音楽を奏で、早くも会場は多幸感に包まれる。しかし、まだこれは序の口だったことは、ここからの流れで全員が知ることとなる。

このイベントがフォークイベントであることから、桑田がお客さんたちに向けて意味ありげに「君は今日、ロックを聴かないんですよ」と突然言い出し、演奏が始まると出てきたのはなんと【あいみょん】!1組目のシークレットゲスト・あいみょんが、自身の代表曲である「君はロックを聴かない」を披露。桑田がギター&コーラスとして後方を固め、その横で堂々と歌い上げる姿は、今の日本の音楽シーンを代表する女性アーティストとしての風格で満ちている。幼少の頃から父親が好きで聞いていたという浜田省吾の「悲しみは雪のように」をカバーし、桑田が大好きでリクエストしたというあいみょん自身の楽曲「偽者」、そしてベッツイ&クリスの「白い色は恋人の色」を桑田とデュエットするなど、そもそも舞台で共演するのが初の中、異例のコラボレーションに、観客は大興奮。

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