「Each Other's Way ～旅の途中～」では、BALLISTIK BOYZのメンバーが参加した公演で「ここしかないというタイミングで焦って水を飲んでたバリの子たちがパッと振り向いたら、水を一滴も飲まない(橘)ケンチが仁王立ちしてた（笑）」(AKIRA)というエピソードが披露され、メンバーはもちろんコメント欄も爆笑となっていた。

EXILEへの熱い思いが込められたSHOKICHIの語りから始まった「EXILE TRIBUTE」ブロックでは、このライブの定義やSTARTING MEMBERがいる意味などが網羅されたSHOKICHIの重要なMCがあったからこそ、これまでライブであまりやってこなかったEXILE第一章の楽曲を自分たちの思いを込めてパフォーマンスをすることができたと口々に思いを語った。

「O’ver」では、AKIRAから「ここはバラードの帝王サワナツさんに」とサビの振り付けをオファーされたそうだが、「プレッシャーがすごかった」と澤本。TAKAHIROとSHOKICHIとNESMITHのボーカルに関しては、AKIRAが「この曲が好きっていうのが伝わる。昔カラオケとかでめっちゃ歌ってたんだろうなって。もう染み付いてる」と分析すると、SHOKICHIも「カラオケの部屋の壁が見えるもん」と笑い合うなど和気藹々としたムードで進行していった。また、佐藤大樹がEXILE HISTORYという名の光る本をめくる演出は、佐藤自身がチョイスした、佐藤の思い出や好きなシーンで構成されていたことも明かされていた。

「STAY」での美しい照明のシーンを見ていた岩谷翔吾は、初日前日のゲネプロが終わった後もAKIRAが深夜まで照明の打ち合わせをしていたというエピソードも披露された。

番組エンディングでは、「今度のドームツアーは、みんなの思いも背負って立つんだなと思うとより頑張ろうと思った」と堀。澤本は「EXILEの魂を、自分のDNAを注ぎながら一緒に継承できてるのがめちゃくちゃ嬉しい」と語り、世界は「EXILEはクラシックで王道だけど、いつも一番新しい。後輩のグループも含め、ここからもっと本当の意味でのEXILE TRIBEになっていくんだろうなと思った」とコメント。AKIRAは「追い求めてきたEXILEの在り方や、形あるものに永遠はないけどそういうものを信じて繋いでいきたい、広げていきたいというのが今回のツアーで体現できた。さらなる時代への一歩、感慨深いです」とこのツアーを振り返り、スタジオゲストの8人は次なるドームツアーへの決意を新たにしていた。