2025.09.26 公開
Fear, and Loathing in Las Vegas、ファン待望の「パラパラ」披露!自由なステージングを展開!西川貴教、17回目の「イナズマロック フェス」を開催!2日間で総勢100組以上が出演、80,000人を動員

Fear, and Loathing in Las Vegas(C)イナズマロック フェス 2025  画像 1/3

(オフィシャルレポート|文:フジタアヤコ)
滋賀ふるさと観光大使を務めるアーティスト 西川貴教が、今年で17年目となる「イナズマロック フェス 2025」(※以下「イナズマ」)を滋賀県草津市の烏丸半島芝生広場で9月20日(土)、21日(日)の2日間開催し、有料エリアの「雷神ステージ」、無料エリアの「風神ステージ」「龍神ステージ」を合わせてアーティスト・パフォーマー総勢100組以上が出演、2日間で合計80,000人(有料エリア・無料エリア合計)を動員した。

【写真】ファン待望の「パラパラ」披露したFear, and Loathing in Las Vegas(3枚)


「雷神ステージ」には、T.M.Revolution西川貴教をはじめ、1日目は尾崎匠海 & 藤牧京介 (INI)、Novelbright、=LOVE、Fear, and Loathing in Las Vegasながのーず(長野博+井ノ原快彦)、ももいろクローバーZ、2日目はIS:SUE虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会FANTASTICSFRUITS ZIPPERYUTA(NCT)、IMP.が出演した。またステージ転換の間はパフォーマーによるエンタメタイムになっており、話題の芸人がネタを披露して客席を沸かせた。

さらに、2日目の終演と同時に、来年は9月19日、20日、21日の3日間で開催と発表された。また、事前に西川本人がXで告知した通り「イナズマロック フェス」という名称での開催は今年で最後。来年は新たな名前となり、イベントの内容も大幅に刷新されることが明らかになった。

「イナズマロック フェス」は、西川が発起人となり、琵琶湖の水質保全と地域振興をテーマに掲げて2009年にスタートした国内最大級の大型野外イベント。スタート当初より、出演者はミュージシャンだけでなく、アイドルや芸人、ご当地キャラクターと幅広く、それがこのフェスの特徴でもある。また、広大な無料エリアには、「風神ステージ」「龍神ステージ」という2つのステージがあるほか、今年5月に草津で行われたグルメバトル「イナズマフードGPXL2025 in草津」で選ばれた選りすぐりの飲食店が並び、滋賀県体験型観光ブース「おいで~な滋賀」には地元企業や団体が出展。来場者は、気軽に滋賀の魅力に触れることができる。他にも、今年は雷神ステージのデザインを地元・成安造形大学の学生が担当。会場近郊の駅にも学生デザインによるフォトスポットが設置されるなど、西川の「地元と一緒にイベントを作りたい」という想いがあらゆるところに散りばめられている。

Fear, and Loathing in Las Vegasは、今年で7回目の出演となるイナズマ常連バンド。彼ら自身も地元・神戸で「MEGA VEGAS」という音楽イベントを主催しており、西川も何度か出演するなど交流がある。ライブは「Return to Zero」でスタート、ポスト・ハードコアやエレクトロニコアとも呼ばれる独特の世界観で客席を高揚させる。そして「Song of Steelers」へと続く。フロントマンのSoとMinamiがパラパラを踊ったかと思えば、Minamiが客席へ出て煽ったりと、自由なステージングも魅力だ。

「我らがアニキ、西川さんがイナズマに呼んでくれました。すごいキラキラしたアイドルさんの後にやらせてもらって恐縮ですが、そういうところがイナズマの真骨頂。俺らのところも全然怖くないんで、頭空っぽにして身をまかせてノってください」と、「Let Me Hear」、そして「Virtue and Vice」へ。続いて彼らと西川がコラボした「Be Affected」のイントロが始まると、客席から歓声が上がる。ステージに西川も登場し、Soと最高に熱いハモリを披露した。西川が去った後もさらにエネルギッシュに盛り上がり、「Party Boys」「Luck Will Be There」まで全7曲、会場を大いに暴れさせてくれた。

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