2025.09.25 公開
――トラックにはサウスヒップホップっぽいノリがありますね。
L:僕らの父親がアメリカ南部のアラバマ州出身なんで、そういう部分でもルーツを表現したくてサウス寄りの音にしたんです。
――リリックはクラブで素敵な女性を誘い出す内容になっています。
L:舞台はクラブとか夜の街ですね。基本、軽いナンパソングです(笑)。もっとこっちに来なよ、僕らの世界を教えてあげるよ、ふたりきりの内緒だよっていう。
――そういうテーマを兄弟で歌うことに照れはなかったですか?
L:ないですね、もう(笑)。兄貴とは一緒にクラブで遊んでいたし、兄弟というより友達みたいなノリだから照れとかはないです。
――レコーディングはどうでしたか?
L:最初、僕は2ヴァース目を歌ってたんですけど、兄貴が「ライブの登場感を考えるとお前が最初に行った方がいい」ということで、1ヴァース目を僕で録り直すことになって。デモはオクターブ上のキーだったんですけど、俺の声1本で行きたいから低めの声でズバッと歌って欲しいと。ヴァースは兄貴に完成形のイメージがあったので、それに全乗っかりして進めました。あと、Bメロの歌調なところは、兄貴のBメロと似た感じがあったので、お互いの良さとか雰囲気を重視したいから自分らしく表現してくれって。兄貴がかなり細かいディレクションまでしてくれましたね。
13ページ(全15ページ中)