2025.09.19 公開
TUBEの夏祭り横浜スタジアム公演ライブレポートを公開!さらにTUBEデビュー40周年特集の第4弾番組が解禁!!

TUBE(※提供画像)  画像 1/5

2025年6月1日にデビュー40周年を迎えたTUBE。デビュー40周年記念日に開催された20年ぶりとなるハワイ公演の放送・配信を皮切りに、WOWOWでは「TUBE 40th Anniversary WOWOW Special Year」と題して、7月から12カ月連続でTUBEのプログラムをお届けしている。
その第4弾、10月~12月のラインナップが決定した!10月は2014年の横浜スタジアム公演を、11月は2015年デビュー30周年を迎えた彼らが阪神甲子園球場で行なったライブを、12月には2018年の横浜スタジアム公演を放送・配信する。
さらに今回、9月28日(日)独占放送・配信の通算36回目となるTUBEの横浜スタジアム公演「TUBE LIVE AROUND SPECIAL 2025 TUBE × 40SUMMERS」のライブレポートが到着!40周年を祝う特別な夏祭りに、放送・配信でもぜひ参加してほしい。

【写真】TUBEの夏祭り横浜スタジアム公演ライブレポートを公開!(5枚)



TUBE LIVE AROUND SPECIAL 2025 TUBE × 40SUMMERS ライブレポート】
今年デビュー40周年を迎えた国民的ロックバンドTUBE。3万4千人の大観衆と共にアニバーサリーの歓びを分かち合った聖地・横浜スタジアムでのスペシャルライブを独占放送・配信!
今年デビュー40周年を迎え、デビュー記念日の6月1日には実に20年ぶりとなるハワイ公演を開催したTUBE。7月からは来年まで続く大規模な全国ツアーをスタートしたばかりだ。そんな中、夏恒例の横浜スタジアム公演が8月23日に開催された。みなとみらい線日本大通り駅では記念パネル展が行なわれ、関内の飲食店ではコラボメニュー企画も実施されるなど、周辺はアニバーサリームード一色。ハマスタは開演前から猛暑に負けないファンの熱気が渦巻いていた。

定刻を過ぎると、スクリーンに海の映像が映し出され、ステージ上段に白と青の衣装の4人が登場する。大きな拍手と喝采そして手拍子に応えながら、春畑道哉(G.)、角野秀行(B.)、松本玲二(Dr.)が階段を下りそれぞれのポジションにつく。そして、前田亘輝(Vo.)が天高く指差して、彼らを一躍スターダムに押し上げた「シーズン・イン・ザ・サン」からライブがスタート。続く「浪漫の夏」では前田がグラウンドに用意されたトロッコに乗って、場内を一周する。澄み渡る青空の下、みんなの近くで笑顔を感じ合おうとする。

富山テレビが立ち上げた卒うたプロジェクトのために書き下ろされた「同じ空の下で」では、TUBE必殺のメロウなメロディが聴衆の琴線に優しく触れる。ポップなサウンドに深いメッセージを織り込んだ「Smile」では、イントロから春畑のコクのあるギターがさく裂。角野のベースと松本のドラムスも、グルーヴィなリズムに魂(ソウル)を込める。「-花火-」「Miracle Game」では、色とりどりの衣装をまとったダンサーたちが鮮やかな照明に照らされ、さながらカーニバルのような華やかさだ。


ほとばしる汗を拭った後は、アコースティックにリアレンジされたバラードを2曲連ねる。1992年発表の「君となら」は、春畑のキーボード伴奏から角野のアコースティックギターと松本のパーカッションが加わるドラマティックな構成。前田の吹くハーモニカのフレーズが、暮れゆく夏の情景に溶け込んでいく。2010年の夏以来久々に演奏された「虹になりたい」は、深みを増した4人の表現力が心の機微をより繊細に描いていて素晴らしかった。

グラウンド中央に用意されたセンターステージがせりあがり水柱を立てる。その上に乗る前田が歌い上げた「ガラスのメモリーズ」は、感傷だけでなく追憶への力強い肯定が感じられた。そして、ハイライトが訪れた。純度の高いバラード「最後のLove Song」では、今年過去最高の総水量100トンが使用されただけあり、噴水も例年以上に湧き上がっていた。全身びしょ濡れになりながら歓喜に満ちた絶唱を極める前田。輝く水滴に包まれた歌は宝石のような眩しさを放っていて、とても素敵だった。


いくらか湿った夏風が観衆の汗をやさしくなぞった後はインストゥルメンタルコーナーへ。春畑のソロナンバー「WE PROMISE」「FANTASIA ~LIFE WITH FOOTBALL~」「J’S THEME(Jのテーマ)」が展開される。春畑が爪弾くギターの音色が横浜の夜空に響き渡り、荘厳なアンサンブルが高揚と歓喜とを生み出していく。スクリーンに掲げられたTUBEのロゴのもと、3万4千人が動きをひとつにし、シンガロングした光景はあまりにも感動的だった。

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