2025.09.07 公開
【オフィシャルレポート】PSYCHIC FEVER/LIL LEAGUE、今年で10周年を迎えるタイ最大級の日本総合展示会「バンコク日本博2025」

バンコク日本博2025(※提供画像)  画像 1/13

PSYCHIC FEVER は、6月にリリースした3rd EP『PSYCHIC FILE III』のリード曲「Reflection」でライブをスタート。観客とのコール&レスポンスから「RICH & BAD」へと繋げ、鋭いボーカルとキレのあるダンスで会場を一気に盛り上げていく。MCでは1人ずつ挨拶をした後、小波津が「Repeat after me!」と呼びかけると、渡邉廉のビートボックスに乗せて「Just Like Dat feat. JP THE WAVY」のサビが届けられた。そこから、お馴染みのイントロが響いて楽曲へ突入すると、曲の随所で大きなシンガロングが発生。観客の熱量の高さが、この曲、そしてPSYCHIC FEVERの存在の大きさを物語っていた。「Paradise」をしなやかにパフォーマンスし、「Up and Down」「Tokyo Spiral」で会場を揺らした後は、タイコラボ曲「SPICE feat. F.HERO & BEAR KNUCKLE」へ。チルなサマーソング「Gelato」で甘く儚い雰囲気を演出すると、メンバー全員でクラップを煽り、キャッチーな「BEE-PO」へと繋げていく。歌唱後には、2026年1月17日にタイ・バンコクでワンマンライブ『PSYCHIC FEVER LIVE TOUR 2025 EVOLVE in THAILAND』を開催することを発表。歓喜の声があがるなか、再会を約束するように「What's Happenin'」を明るく届けた。

「More song!」と告げたPSYCHIC FEVERは、LIL LEAGUEを再びステージに呼び込む。13人と観客とでタオルを回しながら「IGNITION」を歌唱すると、今度は全員で「ビビデバビデブー」をコラボパフォーマンス。2組によるこの日だけの特別な時間が届けられた。最後に、代表して小波津が「これからも日本、タイ、世界中をエンターテインメントで繋いでいけるように、そしてLove Dream Happinessを皆さんに届けていけるように頑張っていきますので、これからもあたたかい応援よろしくお願いします!」と挨拶し、この日のステージは幕を閉じた。

31日には、小波津のソロライブが開催。ステージに登場してスタンドマイクの前に立った小波津は、7月にリリースされたフィリピンのバンド・Lola Amourとのコラボ曲「The Moment」を披露。曲間で観客と和やかにコミュニケーションを取りながらDOBERMAN INFINITYの「Baby」へと繋げると、今度はステージを左右に移動しながらファンの近くで甘い歌声を届けていく。自身が出演した『niko and ...』タイ限定WEB CMの映像をバックに歌われた「ยินดีที่ไม่รู้จัก」では、途中で客席にマイクを向け、明るいメロディに乗せて観客のシンガロングも響きわたった。NuNewの「หมอนอิง (Anything)」、Jeff Saturの「แค่เธอ (Why Don't You Stay)」とタイ出身のアーティストの楽曲を続けて歌唱した後、「友達を呼んでもいいですか?」と問いかけてステージに呼び込んだのは、LIL LEAGUEの中村竜大。2人で「15分」をしっとりと歌い上げ、終盤では美しいハーモニーが会場を包んだ。「またステージで会いましょう」と約束を交わして中村を見送った後、テーマソング「วาดฝัน (未来を描いて)」をソロで歌唱。最後にF.HEROとBright Wachirawitの「SAD MOVIE」をカバーしてステージを終えた。

3日間にわたって、タイの観客の前で渾身のステージを届けたPSYCHIC FEVERLIL LEAGUE。2組のパフォーマンスと観客の熱気は、音楽で人と人が繋がれることを強く感じさせるものだった。これからも彼らが、日本とタイ、そして世界を繋ぐ架け橋として活躍していくことを願っている。

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