2025.08.18 公開
木根尚登(TMN)を迎えた、椎名へきる、アーティストデビュー30周年記念イベント「HEKIRU MAX!! 2025~椎名へきるの全てがここにある~」2日目の公演をレポート!!

「HEKIRU MAX!! 2025~椎名へきるの全てがここにある~」(PHOTO:鶴田建吾)  画像 1/4

最初のトークテーマは、「お二人の出会いや当時の印象を聞きたい~!!」。木根尚登は、「帯でやっていたラジオ番組「M-voice」にゲストで来てくれたとき」と発言。「音楽に対する姿勢が真っすぐで、ロックな子」という印象を抱いていたそうだ。椎名へきるは、同番組に出演したとき、木根尚登に「すごく優しい人という印象を覚えていた」と語っていた。でも、木根尚登の相棒でもある小室哲哉に言わせれば…。
木根尚登は、椎名へきるの4ヶ月連続シングル作品の楽曲制作及びプロデュースを手掛けたことをきっかけに、今の関係へと至っている。深い関係へ至るまでの経緯の話。4ヶ月連続で作った楽曲にまつわる裏話などは、当時を知るファンには嬉しい聞きどころだ。なぜか華原朋美の名前が出てくれば、じつは同年代だということも、ここで判明。そんな余談話もありながら、木根尚登いわく「必死」に提供曲を作っていた当時の話は、なかなか興味深かった。こちらも余談だが、椎名へきるの「木根さんがファミレスに一緒に行ってくださって」や「牛丼食べるんだ」と感激した言葉に返した木根尚登の発言や、小室哲哉も登場するコミカルな話の数々は、ぜひ耳にしてほしい。

続いてのトークテーマが、「『ひだまり』での活動や当時の想い出話を聞きたい~!!」。ひだまりとは、椎名へきる木根尚登が組んで活動をしていたアコースティックユニット。木根尚登がフォークソング好きということから、当時に流行っていた夫婦デュオに影響を受けて、ひだまりを結成したと語りだす。ここではグループ名を出していたので、気になった方はアーカイブを通して確認してほしい。グループ名のひだまりの命名についての話、ひだまりで歌った『Size Up』についての2人の解釈話などは、なかなか興味深い。木根尚登いわく「あの曲は、椎名へきるの『神田川』だからね」の発言へ、椎名へきるがどんな反応を示したのかも、ぜひ見てほしい。他にも、ライブ時の話など、2人の軽妙なトークに場内からずっと笑い声が起きていた。

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